分かりやすい文章の技術を読んで学んだこと


今回読んだ本

『「分かりやすい文章」の技術 / 藤沢 晃治』
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000194404

読む目的

・何を伝えたいか整理する。
・どんな意図でその表現をしたのか伝える。
 その為の基本的な文章力を学ぶ

自覚している課題

・情報の取捨選択ができず、長くなりまとまらない
・何が言いたいのか分からなくなる
・感想と事実がごっちゃになる

インプット

内容分かりやすい文章(目的を達成する文章)を書くための5つの技術
①構成技術
②レイアウト技術
③説得の技術
④センテンス(一文)の技術
⑤推敲の技術

〜分かりやすい文章とは〜
情報のサイズが小さく曖昧でない文章のこと
要点がわからないまま読み進めると混乱し
何が言いたいのかわからなくなる。
要点が分かっても同意ができない文は、
説得力のない文章となる。
説得力をつけることで目的を達成する文章となる。
そのために、要点→根拠のある説明の順で文を書くこと

気づき・学び

・概要を理解しないと詳細を理解できない。
 そのために結論や要点から書き、詳細は後に書くということ。

 以前、本の理解を高めるには目次を読むことと書いてあり、
 本章を読めば内容を理解できるのにと思っていたが、
 目次を読むことで何が書いてるかを先に知ることができ
 情報処理がスムーズになるということを今実感できた。


・曖昧さを消して具体的に書くこと
 背景や状況を省略しすぎて意図が伝わらないことがあるので、
 文脈に気をつける必要がある、斜め読みの対策にもなる。

 日常会話でも主語や状況説明を飛ばして話してしまうことが多々あるので
 5W1Hは会話でも気をつけていきたい。

 読んでほしくないからわざと分かりにくくしている文章があることや、
 察し合いに甘えた文章を書くと後からツケがくるということ、
 自分の中では当然ということにも疑問を持たないと相手に伝わらないこと
 があるので常になぜ?と疑問を持ち続けることが大事だと学んだ。

具体例:
・文章を短くするには
 「が」で繋がっている文を「しかし」と「。」に分割することで
 一文を短くできる。

・修飾節が長く分かりにくい時には
 修飾対象を先に説明し完結させて二つの文章にすることで混乱を防げる。

  例:
 「〇〇さんは去年奥さんと一緒に海外留学した⭐︎⭐︎さんの友人」
  ↓
 「⭐︎⭐︎さんは去年奥さんと一緒に海外留学した。
  〇〇さんはその⭐︎⭐︎さんの友人」

自覚している課題との向き合い方

・情報の取捨選択ができず長くなりまとまらない
・何が言いたいのか分からなくなる
 →目的を確認をし、大きなかたまりに分ける作業の訓練をする
 →目的達成の為の補足やその根拠を考える

・感想と事実がごっちゃになる
 →形容詞、副詞、修飾語を削る
 →実務文の場合は定型文の活用で私情を挟まない

ネクストアクション

①なぜという疑問を持つ訓練をする。
 →そういうもんだろうなと終わらせずに考えてみる

②自分には当然な事にもその根拠を考えるトレーニングをする。
 →論理的に弱い箇所、主張の間違い、指摘されそうな部分を答えられる
 ように先回りして想像してみる
 
③とにかく書いてみる
 →読み手層と一致する知り合いを思い浮かべて書く練習法など実践
 →何を伝えたい文章か考えながら文字を書く練習

④理解をしながら本を読む訓練
 →考えながら本を読むというのをしてなかった気がするので…


『余談』
発達障害特性の納得できないと進まない+なんで?に支配されることで日常生活に支障が出ることが多く、そういうものだからと追及しないできたツケがここにきてという感じもする。
自分で考えるより他者から納得できる答えが欲しい安心したいっていう他力本願なとこがあったんだなという気づき、自分で考えたことを伝えて答え合わせをしたりキャッチボールをしてきたらよかったのかもと思った。これからする。

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