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育休がまもなく終了…育休で得た学び

こんにちは。
7歳、5歳、7か月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。

いよいよ復帰が近づいてきました。
4月から子どもを保育園でのならし保育が始まり、5月1日から復職する予定です。
私は同じ職場で3回育休を取らせていただきました。

最後の育休を終える目前ですが、今回の育休で得た学びを書きたいと思います。
3歳児神話」と聞くと今でも胸がちくっと痛みます。
私は、長男を出産する以前から勤めた職場を出産後も引き続きフルタイムで働いていましたが、この7年間ずっと葛藤と戦っていました。

子どもには寂しい思いをさせたくなという気持ちの反面、働く母親像も見せたい、自分のキャリアも築きたいとう気持ち。
要するに欲張りなのでしょうね。

仕事が大事な日に限って子どもが発熱。職場を申し訳ない気持ちで早退したことも何度もありました。
残業続きの夫を、私だって自由に残業したいよと責め立てたことも何度とあります。(ひどい妻)

その中で3度目の育休取得でした。

良かったと思うこと

1.子どもに「おかえり」と直接声をかけられる。

まずは何よりも、子どもが小学1年生にあがる時期だったので、慣れない学校から帰ってきた時に迎えてあげられたこと、これはとても良いタイミングでした。フルタイム勤務では絶対難しい。

2.子どもとの会話が増える。

こちらの時間的余裕がある分、時間を気にせず接する機会が多かったことも影響してか、随分子どもとも色々な話をできるようになりました。
子ども達にはこちらの心の余裕を見透かされているのですよね(汗)

3.子どもの自由時間に付き添ってあげられる。

現在、長男は学童に10月から行かなくなり学校が終わるとそのまま家に帰ってくる生活です。下校後は好きなテレビを見たり本を読む日もあれば、友達と公園に行ったりと、学校の制限がある場所から自宅に戻ることで気持ちを解放させている姿がありました。
そうだよね…学校で頑張ってきてるんだよね。
この時間が貴重なのだ
ということも実感。

4.自分のキャリアの再考をする時間を持てた。

今の職場で働き始めて、今年16年目を迎えます。
職種や場所が異動もありましたが、同じ組織で長い間属していると、考え方にも偏りが出てきていることは前から自覚がありました。
分かっていたのです、分かっていたのですが!! 
妊娠出産を繰り返していた私には立ち止まる余裕はなかった。
日々を回すことで精一杯!時には回りきらないことも(汗)
新しいことに挑戦することなんてもっての他でした。
そんな日々でしたが、強制的に仕事を休ませてもらったことで、果たしてこのままで良いのだろうかと随分考える機会がありました。
今後、何を大事にして働いていきたいのか。
ライスワークではなく、ライフワークとしてやりたいことは何なのか。
まだまだやれることはあるのではないか。

この時間を持てたことは、私にとってはとても大きいものとなりました。

この育休を通して、子どもとの時間は何にも変えがたいといことも確信になり、今一番大切にしなければいけない覚悟を持つこともできました。
母親は一人ですしね。
そのうえで、やはり私が強く感じたことは、子ども達に私自身がやりたいことを仕事にしていく姿勢を見せたいということ。
これが今回の育休で得た一番の学びです。

人生100年時代、そして変化の大きい時代と言われています。
私たちが働かなければいけない年月よりも会社が存続する年月の方が短いという統計も出ています。
その中で子ども達を育てあげ、社会に送り出す使命が私たち大人にはありますが、私が子ども達に望むことは
「どんな職業でも良い、ただ好きや得意を活かして誇りを持てる仕事をしてもらいたい」ということ。
そのためには、私自身も現状維持バイアスにしばられることなく挑戦をし続けたいです。

現段階の理想であって、復職するととたんに忙しくなり、余裕が無くなり、自分のキャパシティの狭さに落ち込みといった日々が待っているかもしれません。

だからこそ、ここに書かせていただきました。
5月から、どのような生活になるか分からないですが、でも自分との約束のために。

この春復職される方も多くいらっしゃると思います。
不安も大きいですが、ぜひ頑張っていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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