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毒親育ち、許す相手は親じゃない。

よく(特にスピリチュアル系で)親を許しましょうなんて言われるけれど、何で許してやらなくちゃいけないんだとずっと思ってた。こっちは今まで散々親にひどい目に遭わされてきたのに、そんな簡単に許してあげましょうなんて言うなよって。


それでいて、そんな気持ちを持っている自分が狭量なんじゃないのかと思ったり、親ももう年なんだから、昔のことはもう水に流したほうがいいのかと思ったり。でもそんなことてきるかな、それができない自分はダメなやつなんじゃないのかと悩んでしまったりしていた。


でも無理なんだよ、水に流すなんて。


こちとらイエス・キリストでもお釈迦さまでもないんだからムリムリ。自分がされたことは消えないし、そのせいでこの年になっても今だに人間関係うまく行かないこともあるんだから。


よわいを経て乗り越えたこともあるけど、それは私の努力の甲斐であって、それで毒親の罪が消失なんてしないのだ。


それでも許す方法はある。それは許す相手を変えること。許すのは親ではなくて、親を許せないでいる「自分を許す」 こと。


毒親育ちは何でも自分のせいだと思いがちなので、そうではなくて、親を許せないことを認めてしまえ!ということだ。これならできそう。私だって、こんな年になってまで、いつまでも年老いた母親に恨みを募らせたくなんかないんだよ。


要らぬパワーをあんな人のために(笑)使ってやってなるものかってね。若い頃みたいにずっとずっとマイナスのパワーを持ち続けることなんてしんどくてできないし。

パワーも無限にあるわけじゃないのよ。もったいないじゃん(笑)なので許すことにしたの、自分をね。これからはこれで行こう。

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