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閉経後の不正出血を見過ごしてはいけない。

私、62歳。

閉経して10年経ってる。


そんな私が、今年のはじめに感じた異変。

あるわけない生理が来たような感覚。


え、なにこれ。

それもなんだか様子が違う。

水みたいにサラサラしていて薄い感じ。


これは何かある。


でも怖くて産婦人科に行けない。

それも土曜日。それも昼前。

「そんなこと言って
日にちあけたほうが
余計に怖いんじゃないのか」
と家族に言われて、
午前診ギリギリでやっと受診することに。


先生は年配の女性。

患部を見るなり
「卵巣が腫れてる」と言われる。
どういうことかイマイチピンとこない。

検査の結果を1週間後に
聞きに行くことになった。


1週間後結果を聞きに行くと、

「子宮にかなり厚みがあって、
ガンかもしれないから、
詳しい検査のできる
病院を紹介するので
予約を取るけどいいですか」
と聞かれた。


いいも悪いも
検査受けなきゃしょうがないでしょ。
ガンなのか、違うのか、
調べなきゃわからないって
ことなんだから。


翌日産婦人科から電話があって
病院の検査の予約が取れたから
予約票を取りに来いとのこと。

送ってくれるでもなく
メールでもなく、
わざわざ取りに行かなくちゃ
いけないらしい。

面倒だとは思ったが、
この際仕方がない。


取りに行くと、
1週間後に検査ですと。


待ってる時間が長いなぁ。

1週間待って、また1週間待つんだ。

この時間が地味に辛い。


私、どうなっちゃうんだろう。

ガンだったらどうしよう。
それも進行してたりしたら、、、

考えても仕方ないことを
グルグル考えてしまう。

『わからない』というのが
一番怖いものなんだと 
このとき感じた。


そして病院で検査してまた1週間待って、その病院に結果を聞きに行く。


検査の結果は、子宮体がん。

ステージは1-a。

初期がんで手術すれば
治る確率の高いものだと判明。
この段階だと、
子宮と卵巣と卵管を切除するのが
一般的なやり方であるらしい。


私はとっくに閉経しているし、
子供も成人しているから
全摘でも何ら問題はない。

でも、妊娠の可能性のある人や、
妊娠を希望する人にとっては
全摘は抵抗があるだろうと思う。


もし妊娠したいのなら、
そこは担当医と
しっかり話し合わないと
いけないことじゃないだろうか。


ステージ1-aの場合だと
腹腔鏡手術が保険適用になるそうだが、
ここの病院ではそれができないので 
開腹手術になるんだとか。


そりゃ、
手術後の回復のことや、
傷の大きさを考えたら
腹腔鏡手術の方がいいよなぁ。

だったらということで、
子宮体がんで腹腔鏡手術のできる
別の病院を紹介してもらう。


「ただ、
そっちの病院でもう一度検査して、 
やっぱり開腹手術のほうがいい、 
となる可能性もありますよ」
と言われる。


そもそもここでは
腹腔鏡手術はできないんだから
やむを得ない。

ハイ分かりましたと言って
紹介状を書いてもらう。

でも、
紹介状を書いてもらった次の病院で
スムーズに手術、とはならなかった。

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