見出し画像

日本本社とのパートナー関係 (vol 026)

海外に位置する私たちの会社は、日本に親会社のある製造拠点です。
製造拠点の位置付けであり、営業機能や開発機能を持っていません。こうした海外の拠点を預かっている方は多いのではないかと思います。

自分たちの力だけでは、新しい製品開発や新しい販路を拡大することが今はできません。顧客の拡大や売上の拡大を自分たちでコントロールできないということは、物価や人件費の上昇といったコスト側の拡大によって利益が圧縮される、悪く言えば「ジリ貧」の構造とも言えます。
もちろん、改善や変革でそうならないようにするのが拠点長の責任でもあるのですが。

じゃあ、ここで仕事をしているマネジャーの面々は、どのように変革をして「明るい未来」「グルー会社全体の中でのアイデンティティの確立」を描きたいと考えているのだろうか? 自分たちの会社をどの方向に持っていきたいのか、意識して欲しいな、と思っています。

大きな戦略や方向性は本社から指示されることの方が多いでしょう。それでも、長い目で見た時に、「本社にもの言える」海外拠点になるために自分たちができることは何だろうかを考えることはできるでしょう。そうした意思を持った上で、それをぶつけていく姿勢を持ってもらえるように、ことあるごとに「長期の視点でみたら?」を質問しています。

If our company in Canada will have a function called partnership with our mother company in Japan(Head Quarter in Japan) in the near future, in what area/field would you like to realize it?

"A partnership" means a relationship on an equal footing.
What competencies do you need to acquire so that we can establish a cooperative relationship on an equal footing with our Head Quarter?

To realize that, where do you start now?
私たちの会社が日本の親会社とパートナーと呼ばれる機能を持つとすれば、どういった分野で実現させたいですか?
パートナーという関係は対等な立場での関係のことです。
どのような実力を取得すれば対等な立場での協力関係ができるようになるでしょうか?

そのためには、今、何から始めますか?

読んでいただき、ありがとうございます。
自分(個人)の、自分たち(組織)のアイデンティティを持つために、あなたは何をしていますか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?