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【統一地方選】やっと納得できる言葉が見つかった。

ミヤケです。

自分の生きている世界、みたいなものを人それぞれ持っていますよね。
それは、価値観なのかもしれないし、日常生活の時間なのかもしれないし、職業や趣味なのかもしれません。

僕が生まれた頃や幼少期くらいだと、人と人が持っているそれぞれの世界同士の距離が近かった、あるいはかなりの面積で重複していたように思います。
よく私より年長の方が、「テレビで観たことを、次の日に学校で皆んなで話してたんだ!」とおっしゃっていて、おそらく僕の世代くらいまでは、”そのノリ”だったように思います。
お笑いネタ番組ブームだった頃は、皆んなで話したもんですし、中学になってからは夜更かしを覚えたクラスメイトと、テレビドラマの話に明け暮れました。

私の世界と、あなたの世界は、似通っていて、同一であることに違和感も持つことは少なかったのではないかと思います。

僕の世界の話をほんの少しだけ共有したいと思います。
今、僕の世界には、自分の一番の楽しみである仕事(介護福祉、学習支援など)や、自己主張表現を増やしつつある息子や、地域活動にあります。
そして、付け加えるとするなら、今月行われる統一地方選挙があります。

「選挙」という言葉は実に不思議で、両手をついて前のめりになる人もいれば、身体を斜めにしたり眉間にシワを寄せたりする人もいます。
その人の世界の中での優先順位が表れやすいですよね。
どちらがいいとか悪いとかは思いません。
だけども、人の関心が分かれやすい話題としての効果、その人の持つ世界の形を見せてくれる話題としての効果は、一定認めざるを得ません。

どう向き合い、言葉にしようか悩んだ。

僕の関心は、皆さんと同じように幾つかありますが、
今、これを書いている最中で言えば、統一地方選挙かなと思われます。

僕はこれまでSNSでこの話題を発信したことはありません。
もちろん、選挙の大切さや、かけがえのない権利であることは承知しているつもりです。
積極的に政治参加への意思表明を広くされている方も沢山存じています。
でも、分からなかった。
自分を納得させる言葉が全然見つかりませんでした。

僕は江東区のに住み、江東区民としての選挙権を有しています。
同時に、江東区で働き、江東区で地域活動、そしてNPO法人を運営しています。

難しかった。

何をどこまで表現したいのか、どんな言葉で自分の想いを伝えたいのか。一緒に活動する仲間の顔が浮かべば浮かぶほど、どんどん言葉が出てこなくなりました。

どうすれば、仲間が、みんながもっともっと政治参加し、投票所に行ってくれるのか・・・

ふと、今の自分は何がしたいのか。そのシンプルな問いに対峙する瞬間がありました。
それは、選挙のポスター貼りをしていた時のことです。
皆さん選挙のポスターは街中で目にしたことはありますか?公園や公民館、学校の前などに大きな板(掲示板)が設置され、ある日突然ポスターでいっぱいになり、色とりどりの大きな作品が完成します。
そのポスターって、候補者を応援している後援会の人たちが、決められた短期間で、しかも人力で貼って回っているんです。
ちなみに、今回ポスター貼りにお誘いした方は、「選挙のポスターってこうやって貼ってるんですねえ、てっきり行政の担当者とかがまとめて早朝に貼ってるものとばかり思っていましたよ〜」とおっしゃていました。
多分、同じように思っている人も多いんじゃないかと思います。

話を戻しますが、そのポスター貼りってのが、もうそれは大変な作業で、私の住む江東区だけでも450を超える掲示板があります。日程の都合もあり、私は100を超える範囲を担当し、車を運転して数名で回っていました。
休憩を何度も挟むとはいえ、土地勘のある場所をゆっくりと運転するのは、なかなか暇な作業でもあります。

慣れ親しんだ街並みを、いつもと違った感覚を覚えながら車を走らせている時、ある言葉が浮かびました。

「あれ、今、なんで、これ、こんな一生懸命やってんだっけ?」

政治に関わりたいから?
なんかすごそうだから?
得しそうだから?

どれも違う・・・

「僕は、政治活動をしてるんじゃない。

 ただ、大切な人と、大切な人たちと、大切な未来をつくろうとしているん  だ。」

「候補者の応援」はしないが、

僕は、「政治活動」「応援活動」に関心はありますが、高いわけではありません。むしろ、そうではないからこそニュートラルのままに、今を楽しめているのかもしれません。

ふと自分の頭の中に浮かんできた言葉をそのまま口に出してみました。

政治の・・選挙の・・・候補者の応援ってのじゃなくて、
なんでかっていうと・・・加藤さんが・・・ずっと前から話してくれてて、教えてくれ・・・って言ってて、
教えられないけど、
でも僕の思っていること考えていることを・・・全部話して、
加藤さんだったら・・だって・・・・・加藤さんだから・・・・絶対伝わるし、
なんで加藤さんかっていうと、
僕が新卒1ヶ月目の時から育ててもらって、
いつだって、尊重してくれて、
学習支援だって最初から応援してくれて、手伝ってくれて、
きっと生意気だろうに、いつも信じてくれて。

親・・・だから。

ダメだ・・親以外に出てこない・・・ママって感じじゃなくて、親なんだよなあ・・・

僕が応援しているのは、加藤陽子さんです。

僕は、なぜ加藤陽子さんを応援したいのかというと、
親だから・・・かな。
親ほど歳の差はないけれど、やっぱり社会に出たての頃から、育ててもらって、そして、僕の挑戦をいつだって最初から応援して協力してくれて、
僕はまだまだだけど、今こうして社会の中でなんとか耐えながら生きていられるのは、加藤陽子さんに出会えたからだと思います。

選挙に関わってるだの、候補者の応援だの、そんな大層なことなできませんが、親だと思うなら、本気で政策を一緒に考え、自分の、自分たちの代表として、政治の世界へ送りたいと決心しました。

親だから、眉間にシワが寄る。

大層なことじゃない、親の、本気のチャレンジだからこそ、そう心のどこかで感じていたからこそ、
昨年話をしてくれた時から、いつだって僕は生意気でい続けることができました。

ーこれを・・こうしたい、だから政治から変えていかないとって思うけど、どう思う?
「大枠いいと思います!でも、それは、これがこうで、・・・こう思いますかねえ僕は。」

こんな、会話対話を何度やったことだろうか。
経験も実績も知識も、全てが劣る僕が、まあよく言ったもんだと、今でもそう思いながら一緒にいますよ。
でも、僕は加藤陽子さんが大切だから、一緒に社会を変えていく仲間として尊敬しているから、不思議といつも本気で向き合うことができます。

時に加藤さんの意見に対して怪訝な表情をすることもありました。
話を聞かせて欲しいと、こちらから頼んでおいて、その態度は・・笑
今振り返るとそうも思いますが、反省はしません。

自分の未来は自分で決める。

政治ってなんなんでしょうね。

全然わかりません。

わからないけど、僕なりに解釈すれば、
それはきっと、未来をつくるために絶対的に必要なものなんじゃないかと思っています。

何かをつくるって時、例えば、伝統工芸の茶碗を匠の技で作り上げる時。
職人さんが長年培ってきた技術や知識や感覚の粋を集める過程はかけがえのないものです。でも最後、完成品に仕上げるためには、習得できるようなものじゃなく、職人さんの魂が作品に宿らなければ意味がありません。
どんなものでも、
魂がこもらなければ、それは工業製品を枠を出ず、
魂がこもれば、それは幾年にもわたって愛され続ける芸術品になります。

未来って、つまりは同じことなんじゃないでしょうか。

道路を綺麗に整備して、公園の緑化を進めて、箱物を作る過程は現代社会において必要なことです。
でも、そこに魂、一人ひとりの想いが宿らなければ、ジオラマと同じです。
その街に、人が居て、出会って、笑って泣いて楽しくて苦しくて嬉しくて、そうして街になっていくような気がしています。

未来にとっての魂を宿らせるのは、政治しかありません。
選挙という、参加数が一番多いイベントを通じて、より多くの、一人ひとりの魂を乗せ、
綺麗に整ったモノクロの未来に、色を付けていけるはずです。

僕は、魂のこもっていない街に興味はないし、住みたくもない。

皆さんの住んでいる街でも、一日中スピーカーを乗せた車が走り回っていますよね。
まあ、たしかに、子どもの昼寝に影響があるかもしれない、リモートワークに集中できない瞬間があるかもしれません。
でもずっと続くわけじゃない、堪えてあげてくれませんか。

彼らは、もしかすると、あなたの魂を未来に運びたいだけのなのかもしれません。

政治家全員に関心を持て、なんて言いません。

選挙、行きましょ。

未来に魂を持たないなんて、ダサいですよ笑
投票なんてすぐ終わるから、
明るく笑顔で、前を向いて、サクッと行っちゃいましょう!

僕は決めてますよ。

加藤陽子さん、僕の魂を未来へ運んでください。
僕らの魂を未来へ運んでください。

僕らの世界が、もっと素敵なものになると信じて。


※本記事に記載しました、一切の内容は、ミヤケ個人の考え・想いであり、所属する団体・企業とは関係がありません。ご理解ください。

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