”成長率200%”スマホ教室開催レポ(6/3)【西葛西】

立ち上げから数週間、初のスマホ購入支援もさせて頂いて、早くも2回目(購入を入れれば3回目)の開催となりました。

当日の様子を書いていきますので、リアルな「シニア向けスマホ教室」を感じてもらえればと思います。

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参加者数倍増!!


前回は5月の半ば、初参加者であるご夫婦にスマホについてのレクチャーなどを行いました。

また、ご主人がまだガラケーだったため、購入に際しての注意点や金額感などの話をしました。
その中で、やはりご自身での来店・購入に不安な点は多いということから、
1.5回目(2回目)は、実際にドコモショップに行き、一緒に店員さんの話を聞き、ご高齢の夫妻のために噛み砕きながらご説明しました。

その後、別日に契約され、晴れてご主人は「スマホデビュー」されました!


さて、今回は第3回目!
自治会の副会長さんとガッチリ組んでいるため、住民の皆さんとの信頼関係構築は、二段飛ばし三段飛ばしで展開していけるだろうなあ、と”ヤラシイ算盤”は弾いていましたがw

会場に到着すると、なんと参加者は4名!
もちろん前回のご夫婦も参加されていました。

2回目の開催で「4名」は、僕の関わっているスマホ教室立ち上げ以上最多の人数でした。

ご夫婦以外の参加者の方は、

・スマホを買って2年だけど電話とメールを少々しかしない女性(多分70代)
・スマホ、タブレットを買って2年、電話とメール少々の男性(多分70代)

見事に男女比も2:2でした。
(男性の参加者が少ないのが課題なので、純粋に嬉しかったです。)

お二方とも初めからとてもご丁寧にしていただいて、明るく、「今日は絶対楽しくなる!!!」とワクワクしました。


ひたすら雑談


「では、何から始めましょうか!」
「では、今日は〇〇から始めていきましょう!」


こんな感じでは、まあ、ほとんどの場合うまくいきません。

スマホ”教室”ではあるのですが、決められたことを教える、疑問を解決する、だけなら僕らがやる必要がありません。

携帯ショップのスマホ教室の方が専門的に教えてくれます。

僕らの強みは、「寄り添う」ことです。

近所の方、地域の方。自分がリアルに温度感を感じらる関係性の中で、目の前の「おじちゃん」「おばちゃん」と”楽しい時間”を過ごしながら、”ついでに”スマホを覚えればいいのです。


導入のご紹介をします。

「一応、僕がやってるスマホ教室では、例えばLINEとかを少しずつお教えしているんですけど、LINEとかどうですか?やってますか?」

・・・一瞬女性の顔色が曇りました。

この手の導入では、ほとんどの場合、リアクションは3通りあります。(三宅の経験上)

・LINE?何それ?美味しいの?
・そう!LINE!それが知りたいのよ!よくわかんなくて!
・う〜ん。。。

今回の女性の場合は、三番目「う〜ん。。。」のリアクションでした。

「LINEはあまり使わないですか?」

「う〜ん、使ってたんだけど、ほらね、あの、いっぱいくるでしょ?それがね?ね?苦笑。」

男性も同じようなリアクションでした。


簡単にいうと、「よくわからなくて不安」なんです。

これです。

これが、僕たちができる「寄り添う」ということです。

雑談の重要性はここにあります。

「教室」としての機能だけだと、どうしてもカリキュラムや進行を滞りなく進めることが重要であり、「目的」であるため、
参加者さんが抱えている不安感・恐怖感・恥ずかしさ・モヤモヤなど、言葉にできない感情や理性を拾い上げることができずに、時間ばかりが進んでいきます。

雑談は、「寄り添う」ために、遠回りのように見えて、一番手っ取り早い手段だと思います。


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次回は、実際の「レクチャー」の様子をお伝えしたいと思います。

初参加のお二人は、LINEをやってみたんでしょうか?
はたまた、違うことをやってみたんでしょうか?


お楽しみに〜!





終わり。






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