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デジタル化に押された新聞の有効利用

近年ものすごいスピードでデジタル化が進んでいます。その影響をマイナス気味に受けているのが新聞。

新聞は「事件、事故、政治、経済、文化、スポーツまでさまざまな分野の情報が網羅されている」「記事が複数の目による厳しいチェックを経て世に出ている」「信頼性の高いメディアが発信元」「教養を 高める」などの良さはあるのですが、「リアルタイム」「スピード感」という面ではネット記事にはどうしても勝てません。

ただ、スピード感のあるネット記事はその出どころ次第では信頼性はピンからキリまで。
それでも私たちはいつでもどこでもお金をかけずに気軽にニュースを手に入れられる便利さを優遇してしまいます。

迅速性というニーズに劣っているがために新聞は縮小していく一方・・・。
私はかろうじてまだ購読していますが。
新聞社もデジタル版を併用したりと読者引き止めに苦慮しているようです。

情報紙としては迅速性に欠けるものの、 新聞は「紙」なので、二次利用として新聞をおおいに活用する方法もなくはないです。

■ゴミ出しに
私はゴミ捨ての時に何でも新聞紙で包んでゴミ袋に入れて出しています。特に水が出やすい生ごみはビ ニールに入れたのち、新聞紙でぐるぐる包んでしまうことで水分が多少漏れ出しても新聞紙が吸ってくれます。かつ消臭効果も期待できます。

以前はスーパーやコンビニで無料で貰えたポリ袋も今は有料化になったせいか、自宅にはあまりストックがなく・・・。気軽に使い捨てできるほどの余剰ポリ袋がない時には節約も兼ねて新聞紙を使うと便利です。生ごみに限らず、レシートや個人情報が記載された紙ごみも新聞紙でくるめば袋いらず。

半透明の指定ゴミ袋に入れる際も新聞紙で包んだものをポイポイ入れていけば中身も見えないし。

■野菜などの保存用に
冷蔵庫で野菜を保存する時に、物によっては新聞紙でくるんで保存すると鮮度が保てたりして役に立つ時があります。

■緩衝材として
宅急便で荷物を送る際のダンボールに詰める緩衝材にも有効利用できます。
私が購読している新聞は地方紙なので、フリマサイトなどでモノを匿名配送する時に緩衝材で使うのはなんとなく控えていますが。
身内に送る時などによく使っています。

■古い食用油の処理に
揚げ物や揚げ焼きなどで余った使い古しの油を処理する時に、空きの牛乳パックにくしゃくしゃに丸めた多めの新聞紙を詰めて、それに古い油を流して漏れないように蓋をしてビニールに包んで燃えるゴミとして廃棄したりしています。
油の量が多い時はしませんが、100ml以内くらいなら大丈夫かなと。

   ◇     ◇

今となっては情報を得る手段としてはイマイチだけど、他の使い方も含めると、まだまだ利用する価値のある便利な資源なのかも。
(安くもない購読料をどう見るかですが)

たかが新聞、されど新聞。
新聞を配達する人の確保も難しくなってきているし、チラシ折り込みによる利益も減ったりして、そうなると販売店の継続も厳しくなってくるのかなと思うとなんだか切なくなってきたり…。

仕方のないことはたくさんありますね。
時代に流されていくしかないな、こりゃ。

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