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卒業はいつか来る←大げさです(笑)

ダウン症のある子どもを育てています。
ダウン症のある子は、筋力が弱く様々なところでその弱さが発達に影響しています。

歩き始める事のが遅い事はよく知られていると思いますが、筋力の問題ですので視力は遠視の子が多く、耳の聞こえが弱いとか発音が明瞭でないとか手先の不器用さがあるとか…。

そんな訳で、摂食=食べることにも弱さがあります。具体的には、咀嚼の問題・触感などの繊細さ・舌の動きの問題などなど…。

我が子も2歳ぐらいから摂食指導という「食べ方の指導」をしてくれる歯科医師に診てもらい、指導を受けています。指導といっても、お弁当やおやつを持って行って、食べ方を見てもらい講評頂く感じです。

そんな訳で、数年越しでその摂食指導に行っていて、本日はその受診日。
親はもちろん子どもも慣れたもので、子ども自身が受付やらも自分でカードを出して、案内されてからも自分でさっさとやるわけです。いっちょ前に先生や衛生士さんたちにも愛想を振りまいて、まぁ調子よく。(笑)

今日もお弁当を食べ終わって、一通り済んで近況なんかを先生と談笑していたらなんと…、なんとーーー!

「次回で卒業にしましょう。もう診なくても大丈夫よ!困ったら来てちょうだい。」ですってーーーーー♪

もう、一生通うんかいっ!みたいな長い年月を感じていたし、お弁当持って世間話しに行っている感じだったのですが、こうやって「卒業」と言われるとなんとも感慨深い。うん、感慨深い。
まぁ、次回が卒業なんですけどね。(笑)

周りのお子さん達は、もうとっくに卒業しているんですよ。…というか、卒業もそれぞれで、先生からお墨付きで卒業をもらえる子もいれば、自主卒業する子もいるわけで…。

だから…
本当は、自分で選んでいいんです。

ただただ、自分が不安だった。背中を押してもらいたかった。
そうゆうのもあると思うんですよねーーー。

ダウン症の子ども達は、小さい頃からわりあい支援につながっていて、医師や福祉支援者や保育などの先生などなど…から教えて頂く事、色々たくさんあっての子育てになると思うのだけれど…

本当に困っているか?を考える
<困っている時>に助けてもらう!

みたいなマインドで良いのかも!?とこの頃 思う私です。

自分の心の余裕と子育てを楽しむ気持ちで♪
子どもの成長はもちろん、親も成長しています。
だから、卒業はいつかきます!


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