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『肩甲骨の固定・可動性』〜自重で鍛える〜
1.はじめに前回、肩関節脱臼についての記事を書きました。
その中で、試行錯誤しながらリハビリを続けるうちに肩甲骨の重要性について深く考えました。手術後のリハビリはストレッチによる柔軟性の獲得とインナーマッスルを鍛えるように指導されます。インナーマッスルは上腕骨頭を関節窩に押し付ける作用があり肩関節の安定に寄与します。自分はスポーツをやるのであれば、もう1段階上を目指して、上腕骨の土台となる肩甲骨
『肩関節脱臼』10年間の治療経験〜手術前より強くする〜
肩関節脱臼(反復性肩関節脱臼)の自らの体験をまとめました。この記事は、当時の自分と同じ状況で悩んでいる人の治療の参考になれば幸いです。
1.受傷機転初回の脱臼は2007年(17歳)
当時パワーリフティングをやっており、スクワットのバーベルを担いだ状態で後ろにバーを落としてしまい、肩ごと外転外旋方向に持っていかれ亜脱臼しました。数週間痛かったですが、翌日から普通に練習して競技を続けていました。