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「貧しさを味わう」という視点。

貧困が日本を跋扈している。

意図せず、貧困状態になった人々がほとんどで、何も、貧困をしたくてしているワケであるはずはない・・・そう思っている。

貧困の程度もさまざまではあるが、そこから抜け出したい、より安心安全な生活を求めて日々頑張っている状況で、一番重要なのは、心の拠り所なのではないかと思う。

妄想でも「実現したい夢」を抱き、より豊かな生活を引き寄せたいと願うことは大切だろう。ただ、そう願うことは逆に現実を否定することにもなりはしないだろうか。

つまり、今を受け入れることの必要性もあるのではないかと。

そんなとき、心に留め置きたい視点が、「貧しさを味わう」ということ。言い換えれば、貧しさの中に「私らしさ」を表現することといえる。

狭い住居でも、部屋のなかを整理整頓したり、100円ショップで買ったアイテムを自分流に工夫したグッズを作ったり、一輪の花を飾ったり、半額セールの時間帯で美味しいものを見つけたり・・・。

ささやかな幸せを見つける。

それが、貧しさを味わうことになるように思う。

今の状況は、なるべくして・・・なった、という結果であり、人生において経験する必要があるからこそ、今の状況があるのだとすれば、それをただ後ろ向きに受け入れるのもアリだが、それ以上に「前を向いて受け入れる」という行動も、あっていいと感じる。

ありふれた言葉ではあるが、ポジティブといったマインドである。

「希望」という灯火を消すも、消さないも、自分次第なのだから。

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