小学校跡地にリッツカールトン福岡！大宰府・糸島を巡る！

戸川みゆき

2023年11月20日 07:00

またひとつ、日本にリッツ・カールトンホテルが増えました。

2023年6月にオープンした「ザ・リッツ・カールトン福岡」！

福岡へは、仕事では何度か行ったものの、旅行としてはおそらく高校生以来。

今回は、ホテルのクラブラウンジを楽しみ尽くす滞在と、糸島、太宰府天満宮、福岡タワーなどのステキな観光スポットを巡って来ました。

⭐伝統的工芸品指定のインテリア

ザ・リッツ・カールトン福岡が建ったのは、博多の中心地、天神エリア。
行ってみるととても広い！

よくこんな土地があったのね？と思いますが、実は、大名小学校の跡地に造られた複合ビル「福岡大名ガーデンシティ」に入っているんです。

旧校舎も残っていて、共存していました。

エントランスからしてとても和風。
障子を使った照明がオシャレ！

実は、ホテルのデザインは、国の伝統的工芸品、と指定の上で造られたそうです。

ロビーフロアに上がったエレベータホールには、地元の職人さんによって作られた屏風や箱庭が。

私達でもテンション上がりまくりなので、外国の方からすると、もうエントランス、エレベータホールからしてノックアウトでしょう！

掛け軸、和風の箪笥、絵画、器、などの伝統工芸が飾られていました。

実家にこんな箪笥、あるな～。
リッツさん、要ります？

日本三大織物のひとつ、「博多織」をモチーフとした照明もステキ！

お部屋は、「クラブラウンジ　スカイラインビュー」。
クラブラウンジが利用出来るクラブフロアのお部屋です。

ダブルベッド×2。
寝相が悪くて、360度回転しても大丈夫！

茶器もお茶菓子もハイセンス！

蛇腹の引き戸を開けると冷蔵庫やポット、カップなど。
お茶かと思ったら、だしスープでした。

洗面も2つ。
はい、化粧ポーチとか、出しっぱなし、OKで～す♪

バスルームがガラス張りで、お部屋からスケスケだとドキドキ。
ブラインドだけだったりするとさらにドキドキ(笑)。
でも、安心してください。
しっかり引き戸が閉まります。

そしてこの引き戸も博多織。
夜、照明を点けるとさらにその繊細さが浮き彫りに。

⭐クラブラウンジで3食頂きました

今回、ホテルで楽しみにしていたのが24階、最上階のクラブラウンジ。

色んなホテルのクラブラウンジを巡っている友人と一緒だったので、最大限、利用しまくりました！

🔶朝食　6:30～10:30
🔶軽食　11:30～13:30
🔶アフタヌーンティー　14:30～16:30
🔶ディナー前のオードブル　17:30～20:00
🔶コーディアル　20:00～22:00

ステキー！
床は、ヘリンボーン模様のフローリング。

といっても、サイトで見ただけで、「ヘリンボーンってなんだ！？」と思い、調べてみると、右肩上がりと右肩下がりが交互に組まれた模様のこと。

V字に並べると、魚の骨の形にも見えることから、魚のニシン「herring」と骨の「bone」を合わせて「herringbone（ヘリンボーン）」というんだとか。

ほ～ほ～。

スヌーピーの飼い主のチャーリーブラウンのTシャツの模様みたい♪

奥のカウンター席、かっこいい～！
ライブラリーエリアの絨毯も博多織をイメージしたデザイン。

🔶アフタヌーンティー　14:30～16:30
まずはランチを兼ねたアフタヌーンティー！
上品！

スイーツとセイボリーとスコーン！

🔶ディナー前のオードブル　17:30～20:00
🔶コーディアル　20:00～22:00

オードブルとあなどるなかれ、がっつりご飯になりますよ。
どれも彩り鮮やかで美しい！

デザートも！

お皿の上も鮮やかになりました。

🔶朝食　6:30～10:30

朝で～す！
キャー！
デニッシュにクロワッサンにモンブラン！
これは洋食だな。

と、思っていたら、とり天あるし、明太子ある～！
ご飯も一口、食べました♪

クロワッサンのエッグベネディクト、初めて見た！
お皿の上のパン、全部、一人で食べたんじゃないですよ、2人分ね。

フルーツないな、と思ってたんです。
そしたら！
壁だと思っていたところに冷蔵庫が隠れていて、2日目に気付きました〜。
もっと早くに教えてくださ～い！

ホテル内のレストランも、ちょうどディナー前で誰もいなかったので、中を見せて頂けました。

以前、リッツカールトン京都、日光に宿泊した時は、最上級のリッツカールトンスイートのお部屋に泊まりました。

そちらも素晴らしかったな～♪

⭐元小学校が起業家の支援施設に変貌！

ホテルが入っている「福岡大名ガーデンシティ」は大名小学校の跡地に建てられた複合ビル。

福岡市で進められている「天神ビッグバン」の一環として建設されたそうです。

元々校庭だったところは広場になり、ビアガーデンのようになっていました。

小学校跡地がこんな素敵な場所に生まれ変わるっていいですね！
ん？fgn？

「fgn」って？
と思ったら、官民共働型のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next(FGN)」でした。

実は、起業家のはじめの一歩を後押しする取り組みを行っているそう。

短期間で急成長を目指すスタートアップを支援する施設として、起業して間もない会社が、原則1年（最長2年）、ここに入居出来るのです。

✅投資家とのメンタリング
✅会社経営にまつわる多様なスキル・知識の向上のための勉強会
✅エンジニアとはじめとする人材の紹介

などのサポートが受けられるそうですよ。

JRや三菱UFJ、三井住友銀行、みずほ銀行、九州電力、SEIKO、RICOHなどの企業がスポンサーとなり、スタートアップ企業をサポートしているというからすごいアイデア！

校舎の一部はコワーキングスペースに。

懐かしい雰囲気♪

⭐隈研吾氏デザインのスターバックス

「そうだ、福岡に行こう！」

そう思ったのは、建築家隈研吾氏設計の「スターバックス太宰府天満宮表参道店」に行きたかったから。

「んじゃ、どこに泊まる？」と考えている時に、今年6月にリッツカールトンがオープンしたことを知った次第です。

東京オリンピックの国立競技場を設計した隈研吾さんの作品を巡る
「クマ活」
をしている私ですが、最初に「なんじゃこれー！」と印象に残ったのがここでした。
やっぱりすごい！

檜の木組みの数は約2,000本。
斜めに組まれ、光と風が流れるような空間になっています。

なんと、釘を1本も使わずに組まれた木組みは筋交いとして建物を支えているそう！
すごい！

入り口の迫力がすごいけど、中に入るととても和む空間でした。
素晴らしかった～！

⭐太宰府天満宮、124年ぶりの本殿大改修！？

折角、大宰府まで来たのだから、もちろん「太宰府天満宮」にもお参りして来ました。
たぶん、40年ぶり。

大宰府駅、可愛い！
今回、私達は、博多駅からレンタカーでの移動でした。

美しい楼門！

なんだって！？
「菅原道真公1125年式年大祭　124年ぶりの本殿大改修中」！？

何も調べてなかった。
本殿はカバー被ってる～。

なんてこった！
と思ったら！

約3年の"令和の大改修"の期間限定で建てられた仮殿がありました！

大阪・関西万博の会場デザインをプロデュースする藤本壮介氏による設計。
屋根が森のようでびっくり！

さらに特別受験合格祈願大祭の期間中で、特別なお守りや絵馬があるようでした。

楼門にもこの期間だけの特別な装飾が。

絵馬に書かれた沢山の受験生の願い。
頑張れ～！

参道の右も「梅ヶ枝餅」！左も「梅ヶ枝餅」！
大宰府出身の友人がここが最高！というお店で焼きたての「梅ヶ枝餅」を食べて帰りました。
これ、美味しい！

⭐糸島で映え写真を撮ろう！

天神エリアから車で約30分。
多くのフォトスポットがある糸島へ。

🔶ヤシの木ブランコ

No.1映えスポットが「ヤシの木ブランコ」。

ある！
めっちゃある！

とにかく撮る！
撮ってもらう！

沢山のブランコが、ビーチに横並びになっているので、奥に人がいない写真が撮れるのがいい！
平日、最高！

ピンクのドアに、ジョーズ！

空に伸びる階段！

「奇跡の流木」は、平成30年に記録的豪雨をもたらした西日本豪雨でこの海岸に漂着した流木だそうです。
多くの橋桁にもかからず、船に衝突することもなく、無事に流れ着いた、幸運をもたらす流木。

🔶ジハングン
「ジハングン」というスポットを目指して行くと、そこにもフォトスポットが。

実は、自販機が並び、その1つは中が空洞で、自分が商品になった写真を取れる、というものがあり、インスタにも沢山投稿があったけど、昨年末で終了しました～。

が、ハートのベンチやヤシの木ブランコ、ピンクのサーフボードのブランコなどがあったので、記念撮影！