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イラつく行動をとる人、迷惑をかけても平気な人は、みんな”猿”だと思って生暖かい目で見守ってあげる

ガツガツしていて、強欲で、ズカズカと割り込んできて、図々しい、人の迷惑を考えない、人の気持ちを考えない、ズルいことを平気でやる、自分本位の人たち。

ワガママを言って聞かない、愚痴や悪口を撒き散らす、エナジーバンパイアたち。 

そのような人たちがいるともちろん困るし、イライラするし、不快だし、ムカついて怒りが湧いてきますよね。

そもそもそういう人たちというのは、脳の情動を司る前頭葉の働きが弱いのだと言われています。

欲望とか本能が直接的に出てきてしまう、それらを抑止するのが苦手な、原始的な脳みその持ち主、つまり動物的な人たちということです。

つまり彼らのことを猿だと思うといいかもしれません。

よっぽどの悪意を持つとか、ひどい迷惑を掛けていない限り、どうしようもない人たちを見たら、

「ああ、お猿さんだな」「お猿さんが来たぞ」「猿だな、仕方が無いな」

という感じで生暖かい目で見守るのがいいかもしれません。

欲望を制御することができない、理性を保つことがむずかしい、まだ人になりきれていない存在なのです。

人間ではなくお猿さんだと思えば、やれやれ困ったものだけど、しょうがないな、と少し諦めの気持ちが湧いてきて、イライラとか怒りを鎮めることができます。

相手が猿だと思えば、自分とその人と同じステージに立たないで済みます。

そしてこう考えましょう、「自分は人間に進化できてよかった」と。

するとイライラして迷惑をかける行動をする、お猿さんみたいな人たちに対して少し優越感を感じることができるでしょう。

またもしかしたら、自分もどこかで意識的か無意識的か関係なく、知らないうちにお猿さんになっていることもあるかもしれません。

自分自身がお猿さんなのだと気づくことがあっても、そんな自分も認めて、生暖かい目で見てあげて、他のお猿さんたちも許してあげることができるかもしれません。

人はみんな今だに猿みたいであり、猿よりも我儘で欲深くて、自己中心的で残酷でどうしようもない生物です。

私たちが平和に仲良く暮らしていくためには、そんな部分を認めながらも、理性とコミュニケーションで自分をコントロールしながら、他者と上手くバランスを取って生きていくしかありません。

とにかく、まずは誰かにイライラしたら、「それは猿なんだ、人ではないんだ」と思ったら少しは気が楽になることでしょう。


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