見出し画像

Xデザイン学校ベーシックコース2020 #02.目標設定とUXデザイン計画の基礎

今年前半と後半で先生が分かれるとのことですが、伊賀先生の講座がスタートしました。

仮想クライアントが自分の勤め先ということもあり、資料送りは私からさせていただくことになっていたため、謎の緊張感が、自分の中でありました。

本日のgoal

1.改めてUXデザイン/人間中心イノベーションの背景が理解できていること
2.仮想クライアントのインタビューを通してリクアイメント(要求仕様)が理解できていること
3.goal/リサーチクエスチョンが設定できていること

01.何故今UXなのか

不確実性の時代を始めとして、今UXが必要とされている背景などの内容でしたが、講義中にいい言葉で分かりやすいなと思ったのが下記の2つの言葉です。

◆「THINGS ARE NOT ALWAYS WHAT THEY SEEM」
  (モノゴトは見えているママじゃない)
「人の欲するものを人の予期せぬ形で」伊丹十三
 →人の欲するもの =「マーケティング」人や社会の理解 
 →人の予期せぬ形で =「イノベーション」新たな価値の創造

また今後考えていく上で忘れてはならないのは下記の部分でした。
◆企業目線の「作りやすさ」でなく、使う人の視線から見たアプローチ
◆UX=化粧なおしではなく、人の本質的な欲求

02.プランニングとインタビュー計画

◆リサーチ/デザインプロジェクトの全体像
課題>プランニング>準備>研究・調査>分析>プロトタイピング>実装・まとめ

全体像の「プランニング」の部分が本日の課題です。

◆プランニングで分からなければいけないこと
WhyからHowへ WHY:なぜやるのか、HOW:どのようにやるのか
◆プランニングWHY
「goal」
=プロジェクト達成に向けてリサーチで明らかにすること。リサーチを貫く軸となる問い。
「リサーチクエスチョン」
=ゴールを達成するために、問いをブレイクダウンしたもの。リサーチクエスチョンを解決することでゴールが達成される


「リサーチクエスチョン」が講義を聞いている中では、イマイチ掴めていなかったです・・・


◆ステークホルダーインタビューと質問

昨年のベーシック受講の際は、後半になるにつれてここの企業インタビューのところを、もう1度やり直したかった!という思いが強かったですが・・・

今回終わったあと振り返ってみると、仮想クライアントが自分の企業ということもあり、自分の中で若干客観性が欠けた状態でインタビューを聞くことになったことが、今回の反省点です。

企業説明を受け、企業の課題をmiroで書き出し、チームごとに質問をまとめていきます。

ここで私の中のモヤモヤは、
自社企業なので現実的にわかってしまっていることもあり、そこを「インタビュー」として聞いた際にどのように広げたらいいのか、どこまで質問していいものやら・・・と頭の中では思っていました。

今年は結構具体的な課題だったせいか、質問タイムは、他チームも具体的な質問多かったように思います。
翌日伊賀先生からの振り返りでもこの点触れられていましたね。

◆課題に対して「ツッコミ」を入れる

①説明資料と質問も含めて課題を提示
②それに対して、こっそりツッコミを入れる
③ツッコミ結果を踏まえてクライアントが挙げた真に問うべき課題(goal)

「ツッコミを入れる」←客観的な視点に立ち、遠慮なく批判的な意見を出す
ということだったの思いますが、ここで遠慮のないツッコミをしてくれる人もいらっしゃって
私もここでようやく仮想クライアントである自社企業の課題に対して客観性のある視点になってきました。

また、今回は意外とココがキーポイントなのかな?と思えるところも出てきたりしました。

課題に対して「ツッコミを入れる」のは
客観的な視点に立てる、という意味でも他のことでも応用できると思いました。

真に問うべき課題 = goalは、一旦は薄ぼんやりと見えてきました。

言葉尻りや言語化はもう少し整理する必要はあるかもしれないですが、グループで共通認識は持てたかと思います。


◆リサーチクエスチョン

そのあとの「リサーチクエスチョン」に戸惑いが出てきてしまいました。
「リサーチクエスチョン」=goalを達成するには何が分かればいいのか?というものでしたが、ここはワークショップ中で一番戸惑ってしまいました。

終わった後の延長戦で先生にブレイクアウトルームにきていただき
「素朴にブレイクダウンしてみる」「子供のように問いかけてみる」
とアドバイスいただきました。

アドバイスいただいた後は、色々な疑問を投げかけることができました。

先ほどの「ツッコミを入れる」とおそらく同じで、難しく考えすぎずに、客観的にツッコミを入れる、こどものように質問を投げかけるというシンプルな問いが意外と大切だと感じました。

リサーチクエスチョンについては、
「クライアントが知らないことを
リサーチのコンテクストに入れているのか?」という話から、
チームで出たリサーチクエスチョンの中でも、
企業に聞けば分かることと、それ以外を分類。

今回学んだことを自分なりにまとめてみるとこんなイメージです。

タイトル-05

WHYの部分は現時点では、少しだけ見えてきたように思いますが、回が進むにつれて「真に問うべき課題」は本当にそうだったのか?この点をもっと深掘りすべきだったのでは?と立ち戻ると思います。

miroでチームワークショップのプロセスが残るのはそう行った意味でもいいと思いました。

miroの使い方が、私はまだたどたどしいので、
この点は次回までにもう少しできるようにしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?