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日記 よーい、アクション(マルチタスクができない私に対する考察)

※これは一個人の単なる日記です。私は何かの専門家でも医師でもありません。なんとなくこんな風な気がする!そう思う!と考えたことをそのまま書き記しただけの備忘録です。よろしくおねがいします。

アーマードコアの新作が出ている。私はアーマードコアをやったことがない。プレイ動画も見たことがない。アニオタwikiでちょっと主人公の概要を見たことがある。でもそれくらい。だが、アーマードコアにちょっと興味はある。エックスのフォロワーがみんなやってるからだ。

しかし、そもそも私はアクションゲームが苦手だ。今までやってきたFPSやアクションゲームの中で楽しめたのは、カービィとスプラトゥーン、あとスマブラ(3DSとSwitch)やマインクラフト(WiiU)くらい。スプラトゥーンは咄嗟に動き回る能力が苦手でもインクを塗ってさえいればなんとかなると思い、2まで遊んでいたが、FPSとかガンアクションに求められがちな動体視力や咄嗟の判断力が必要な環境になってからは遊んでいない。マインクラフトも突然の戦闘が大の苦手だった。知り合いが好きなデビルメイクライはコマンドが覚えられなくてやめた。ていうか、スマブラもコマンドというかボタン操作をまともに覚えられていないまま無理矢理なんとかしていたと思う。この間買った新光神話パルテナの鏡も、3DSにダウンロードしているメトロイドもまともに遊べていない。

今日は、昨日の伏線を回収するためにシオカラ節を聞きながら本を読もうとしたら、シオカラ節に意識を乗っ取られて集中できなかった。マルチタスクができないので、ながら読書とか、ながら○○みたいなのができない。

一点突破型としての機能が強く露出しているせいで、マルチタスクが苦手だ。普通の人にとってはマルチタスクに含まないような些細な作業にも極端に弱いのだ。短期記憶もかなり弱い。

マルチタスクができない、というのはどういうことか。

たとえばアクションゲームの操作の場合
・まず、解説書やソフトに書かれたコマンドを読んで覚える
・その記憶を保持した状態で、手元のコントローラーではなくゲーム画面の方を見てコントローラーを操作する
・コマンドの内容を記憶し続け、画面を見て敵(攻撃対象)の動きを見る。ボタンの位置も覚えておく。
・敵の動きに合わせて臨機応変に対応しつつ、コマンドを思い出しながらボタンを押すあるいはスティックを操作する。
おそらく私はこのくらいの処理を「顕在意識」のみで数分、あるいは数十秒で行っている。多分これを無意識で処理できる人が、アクションゲームを得意になるのだろう。私はできないのです。「顕在意識って何?」という方はちょっと下まで飛ばしてみてください。

咄嗟の判断で動く、少ない時間で手早く処理するという行為が苦手なので、属性や相性を考えながら時間制ではなくターン制で戦う、ポケモンや真・女神転生は好きだ。でも相手の戦略とかを読むのはできない。人(機械)の心がわからない。ので戦略シミュレーション(ファイアーエムブレムみたいな)は苦手だ。処理が複雑になりすぎる。

つまり「どうやったら目の前のパズルを解けるか」を考えるのなら得意だ。
しかし「このパズルはどういう仕組みでできているかを他人に説明する」「なぜこのパズルが目の前にあるのかを考える」「このパズルを作った出題者の意思は何?」「このパズルが終わった後は何が起きる?」「どうすればもっと早く、効率的にパズルを解くことができる?」みたいな『自分の目の前にあるもの』以外の処理を意識せずに処理することができないのだ。

おそらく普通の人が「潜在意識」で処理しているような行為を「顕在意識」で無理矢理なんとか処理している。で、その潜在と顕在ってなんなのよって話ですが。
好きなクリエイター、ゆっくりまっちゃさんの催眠術について解説している動画がわかりやすかったので、その一部をお借りして説明しよう。

引用元↓

人の意識はよく、氷山に例えられる。
氷山の海に潜っている見えない部分を自覚できない意識、潜在意識と言う。

そして氷山の地上に露出している部分、つまり自覚できている意識を顕在意識と言う。

そして潜在意識と顕在意識の領域(身体を操っている意識の割合?)は潜在意識が90%、顕在意識が10%で、この割合はほとんど一定だそうだ。

つまり、アクションゲームの咄嗟の判断や行動、コンビニのアルバイトなんかでよくある複数の動きや単調な作業を同時に行う事務作業、カードゲームで様々な効果を発生させるカードでコンボを組む……など、そういった「細かい効果や動きがどういうものなのか、それぞれを整理して」「それを活かす、あるいは作業を処理するための道筋やプランを立てて」「実際に作業に移す」という一連の流れを「こんなのいちいち複雑に考えなくても普通できるだろう」と言う人は潜在意識を用いてその流れを処理している可能性が高い。いや知らんけど。

そして、ASDやADHDなどの発達障害によく挙げられる「マルチタスクができない」あるいはうつ病や適応障害の「思考回路が整理できない、負のループにハマって抜け出せない」「今までできていた作業が急にできなくなった」という症状の正体のひとつがこれ(健康な人が潜在意識で処理している作業を顕在意識を無理矢理使って処理している)なんじゃないか……と私は勝手に思ったりしているのだ。だからなんなのかって?知らん!

でも見えていないだけで、あなたのそばにいる不器用なあの人も、本当は「意識しなくてもできる行為を意識しないとできない」……そんな理由で苦しんでいるのかもしれないですね。

あの激ヤバなロボトミー手術(患者の脳を外科手術で切除して精神疾患を治療するやつ)が行われていたのはたったの80年ほど前。人間の脳に関する研究、さらに発達障害や精神疾患に関してはまだまだ進んでいないし、そういった見えない困難を抱えている人への支援や理解も少ない。今の社会では生きづらい人がこれから生きやすくなる治療や、対策の研究が進んでいくといいですね。

と、単なる自分の愚痴をそれっぽくまとめて終わろうと思います。
さようなら。読んでくれてありがとう。

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