現代語訳『梁塵秘抄』(248)

【 原文 】
関より東《ひんがし》の軍神《いくさがみ》 鹿島《かしま》香取《かんどり》諏訪《すは》の宮 また比良《ひら》の明神 安房《あほ》の州《す》滝《たい》の口や小鷹《をたか》明神 熱田《あつた》に八剣《やつるぎ》伊勢《いせ》には多度《たど》の宮 (248)

【 現代語訳 】
逢坂《おうさか》の関より東で軍神《ぐんしん》を祭っている神社は、鹿島《かしま》神宮、香取《かとり》神宮、諏訪《すわ》大社。比良《ひら》の白髭《しらひげ》神社。安房《あわ》の州宮《すのみや》神社、滝の口の小鷹《おたか》神社。熱田《あつた》の八剣宮《はっけんぐう》、伊勢《いせ》の多度《たど》大社。


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