現代語訳「閑吟集」(32)

【 原文 】
新茶の若立《わかだち》 摘みつ摘まれつ 挽《ひ》いつ振られつ それこそ若い時の花かよなう (32)

【 現代語訳 】
新茶の若芽のように、摘んだり摘まれたり、挽《ひ》かれたり振られたりするのも、きっと若い時の花なのだろう。


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