現代語訳「梁塵秘抄」(5)

【 原文 】
そよ 秋来《き》ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

【 現代語訳 】
秋の訪れはまだはっきりと目に見えないが、風の音にふと気配を感じた。
(※「古今和歌集」に収録されている藤原敏行の歌が元になっています。)


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