現代語訳『梁塵秘抄』(4)

【 原文 】
そよ 我が宿の池の藤波《ふぢなみ》咲きにけり 山ほととぎすいつか来《き》鳴かん (4)

【 現代語訳 】
庭の池のほとりで藤の花が咲き、波のように揺れている。ほととぎすはいつやって来て、鳴いてくれるのだろうか。


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