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ラグビーワールドカップ観戦記3

<南アフリカ対ルーマニア>
ルーマニアのスクラムがどれだけ南アフリカと対等に戦えるかがカギだったが、やはり南アフリカのスクラムは強かった。
試合は完全に南アフリカのペースで進み、終わってみれば76対0の完封勝ちだった。
今大会で南アフリカの戦いは初めて見たが、スクラムやバックスまで、どこからでも攻撃できる強さは、さすがに優勝候補の一角と言えよう。

<オーストラリア対フィジー>
どちらが勝ってもおかしくない大接戦の戦いが予想された。
前半戦は抜きつ抜かれつの接戦だったが、後半戦にフィジーのトライが決まって、流れがフィジーに向いた。
オーストラリアは敵陣深くで何度もチャンスを迎えたが、フィジーの積極的な防御力の前に、ノットリリースザボールの反則を繰り返し、流れを自分の方へ持っていくことができなかった。
結局、22対15でフィジーがオーストラリアに勝ちきった。

<日本対イングランド>
地力では勝るイングランドに日本が勝つカギは、スクラムで負けないことと反則をなるべくしないこと。流れをつかめれば勝てる実力は日本にもある。
接戦になればなるほど日本にも勝機があると予想していた。

スクラムでは互角だったが、反則がイングランドの得点に結びついた。ただボールの曲がる方向がイングランド寄りになってしまったことも2回ほどあった。曲がりようによってはトライに結びついただけに残念だった。イングランド側に頭に偶然当たってのトライもあった。
イングランドは、やはり反則をしては勝てない相手だった。

最後は34対12で今回は敗れたが、決して勝てない相手ではないと感じた。(負け惜しみではない。)

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