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雨の日の授業参観に思う:素直であるのは自分に対してだけでいい_20190615_039

ゴールデンウィークの10連休の影響で、授業日数の調整が多々発生している今年。今年はうちの生活するエリアは、土曜日授業が本当に多い。今日も今日とて、小学生ズの土曜日授業で公開されていたので、朝から参観。

同じ親から生まれていても、この性質の差ったら

得意で自信をもっている算数の授業で、意気揚々と全ての質問に挙手する活発な長男(小3)。それに対して、長女(小5)の授業は国語でしたが、その姿勢のコントラストに笑ってしまった…。
5年生は今、国語の授業でちょうど百人一首に取り組んでいる最中のようで、教室をのぞいたときはクラスメイトと練習対戦中。
驚いたのはその表情。口を一文字に結んで、怒っているようにも見える、顔色一つ変えずクールそのものの表情で、クラスメイトと百人一首対戦。
さ、ら、に、驚いたのが対戦結果。
ハッと手元をみると、長女が歴然の差で圧勝。
きっと内に秘めたる闘争心は外に出したくない、見られたくなくて、表情一つ変えずに取り組んでいる。

なかなか、身内のことって面と向かって褒めたりするのは照れ臭いものなんだけれど、その光景を見て感じたこと。
「この子、なんてかっこいいんだ・・・!」と。

そう、表情もほとんど変えない長女と、いつもニコニコ楽しげな長男。
二人の性質はまるで違うんだけれど、それでいい。
かつて幼い時の私もそうだった。
家族写真を撮ろうとすれば敢えてどよんと暗い顔
「挨拶をしろ!」といわれてもするけど無表情

笑いたい時に笑えばいい
笑いたくもないのに笑う必要なんてない
泣きたい時に泣けばいい
愛想笑いなんてしなくていい
流行しているからって好きでもないのに、服やカバンを買う必要はない

笑いたくないのに笑ったり、絶望的な気持ちなのに笑ってやり過ごしたり、ほんのほんの、そんな小さなことを積み重ねることで、人は本当の自分を見失って、忘れていってしまうものなんだと思う。


自分に徹底的に素直であることは本当に頼もしいこと。
他の誰でもなく、自分にだけ素直であれば、それでいい。

それが一番自然で私らしく、疲れなくて済む方法だから。

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