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神津凛子 スイートマイホーム(講談社文庫)を読んで

今回はスイートマイホームという作品について、抽象的感覚派読書感想文を書いていきます。

スイートマイホームの購入は↓↓

こちらは冬の寒さの厳しい長野が舞台。主人公の賢二は妻と娘を持つ平凡で外見の良い男で、寒さに悩む家族のためにどこにいても暖かい通称「まほうの家」を購入する。
地下室に大きなエアコンがあり、地下から不気味な存在が主人公の家族を崩壊しようとする。
その不気味の正体は何なのか。

ミステリーとホラーの中間のような作品でした。読み進むにつれて謎が深まっていき、人間の裏側も見えて、尻上がりに魅力を増していく作品だと思いました。

この作品は食べ進むにつれて濃い味を堪能できるため、白くぷるりとしたホルモンを濃い味噌で味付けたような味だと思いました。
食べれば食べる程ホルモンの味を楽しめ、味噌のあまじょっぱさも良いアクセントになっております。

これで今回の読書感想文を終えます。ホラーもミステリーも両方楽しみたい人にオススメの作品です。

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