[OldCityBoy的「フード」紹介] うまいものを食べようと思ったらやっぱり手間と値段がかかるな~、と実感するカレー
カレーとは、誰でもそれなりの味を実現できてしまう分、アレンジのパラメータも非常に多い、奥深き食べ物です。
自身も
1. レストランに出てきそうな高級カレー
2. 独自のアレンジを加えたキーマカレー
の2つのレパートリーがあります。
で、息子(中2)が家庭科の授業の影響か、「カレーを作りたい」、と言い出し、作ってもらいました。結果、美味しいのですが、いたって普通…。
翌日、妻から
「カレーを作ってほしい」、
と言われ、
「昨日食べたよね」、
と言ったところ、
「あれは料理ではなくキャンプで食べるもの。あなたの作るものとは別物」、
と最大限のお褒めのお言葉をいただき、2.はよく作るので、今回は久しぶりに1.を作ることにしました。
と言っても、1.は自身が独自で編み出したものではなく、下をそのまままねしたものです。
で、この動画ではいたって簡単そうに作ってますが、実際はかなり手がかかり、かつ値も張るカレーで、そのレポートになります。
まず、玉ねぎのみじん切り。単に切るだけなのですが、目に沁みる…。娘は水泳用のゴーグルをかけてやりますが、Tipsとしては、切る前にレンジで軽くチンすると、軽減されます~。
次に、切った玉ねぎを飴色になるまで炒める作業です。動画では瞬殺ですが、実際はかなり時間がかかります…
実際は30分程度炒める必要があり、かなり退屈な作業です。電気・ガス代はこの作業でどのくらいかかるんだろう…?、が気になる作業でもあり、ビール飲んで酔っ払いながらやるのが個人的にはおススメです。
ちなみに、この飴色玉ねぎ本当に要るの?、と思ったことありませんか? そんな時は実際に炒めた玉ねぎをちょっとだけ食べてみましょう。甘みとコクとバーターの油が合わさった美味しさの元になることが分かる味がします。
次に豚肉を炒めるのですが、このカレーの具材はこれだけなので、結構量が要り、値段もそれなりにします…
その後、40分ほど煮るのですが、ここでも電気・ガス代が気になります…
その後は、炒めた玉ねぎとカレールーを入れて煮ます。で、このカレー、具材が少ない分カレールー本来の味をダイレクトに味わうのが目的です。よって、カレールーは少し高価なものを選んだ方が良く、これでいつものカレーより値が張ります…。
最後にお好みのアレンジになるのですが、動画ではソースと塩でしたが、自身は酸味が欲しいのでケチャップ、また、もうちょっとコクが欲しかったのでインスタントコーヒーを入れます。
ところで、コクって何?、って思われたことありませんか? 自身はコクとは苦味だと思っています。苦味を少し加えると複雑な味が際立つのです。
アレンジを加えて混ぜ混ぜすると、間違いない色と香りがするカレーが出来上がります。
これでできあがりなのですが、調理時間は2時間弱・価格はいつものカレーの約2倍・さらに、電気・ガス代が気になる…、という高級カレーの出来上がりなのですが、手間と値段がかかっている分、味はレストランで出てくる高級カレーの味がして、うちでは争うように皆が食い荒らします…。
というわけで、本当に美味しいものを食べようと思ったら、手間と値段を覚悟しなければならないカレーの紹介でした~。
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