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[OldCityBoy的「ファッション」講座] "COMME des GARÇONS 2024SS 立ち上がり"でよーやく立ち上がる
2月に購入したCOMME des GARÇONS Homme Deuxのアイテムがようやく着れる季節になり毎日ホクホクに過ごしている、という記事です。 実は約10年ぶりぐらいのギャルソン回帰のためか、立ち上がり時に購入するに際してどうも踏ん切りがつかず、何度もお店に行ってうんうん悩んでいると、妻から、 ギャルソンは、似合う・似合わないの問題ではない、着たいか・着たくないかの問題! いい加減買わないと運気が下がるわよ! と(分かる人には分かる)心強い後押しがあり、無事立ち上が
[OldCityBoy的「映画」考察] 真夜中のカウボーイ(1969) ➡アンディー・ウォーホルがファクトリーでやりたかったことと、その時代背景が分かる映画
1967年の"俺たちに明日はない"から始まるニューシネマの傑作で、ジョン・ヴォイト、ダスティン・ホフマンとも、とってもよかったです。 物語は、ニューシネマらしく終始退廃的ですが、後半にアンディー・ウォーホルのファクトリーらしいものが出てくるので、「あれ!?」、と思って調べてみると、 この映画の2年前の1967年に"The Velvet Underground and Nico"がリリースされており、 さらに1年前の1968年にファクトリーでアンディー・ウォーホルへの狙撃事件
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[OldCityBoy的「映画」考察] 2001年宇宙の旅(1968) ➡この映画だけはなぜか異次元の完成度を誇り、映画史の特異点
もはや語られつくされており、自分ごときが語れる映画でもないのですが、旧帝大にて通信工学修士を取っており・電磁工学の論文を出しているゴリゴリ理系から視点より。 この映画だけは、なぜか映画史の特異点なんですよね~。 この"特異点"という意味ですが、数学的に言うと微分できない箇所で、物理世界ではエネルギーが集まりやすい箇所で、宇宙ではブラックホールの原因と考えられてます。 要は"ここだけなんか変"と理解してもらえば良いのですが、 67年→俺たちに明日はない 68年→2001年
[OldCityBoy的「映画」考察] 明日に向かって撃て(1969) ➡ニューシネマにカテゴライズされているが、現代アクション映画の元祖でもあると思う
ニューシネマの名作にカテゴライズされていますが、それ自体は間違いではないのですが、自身の中ではスタントマンを用いた現代アクション映画の元祖に見えました。 ニューシネマにカテゴライズされている理由は、終始退廃的で最後までオチが無い"俺たちに明日はない"と同じようなストーリーだからだと思われます。 それはそうなのですが、実は映画としての新しい試みを行っています。具体的には、非常に危険なスタントを映像表現に加えているところです。 スタントを使っているのを自身が認識できたのは以
[OldCityBoy的「アート」鑑賞] 雛人形って、本当に女の子は喜ぶんでしたっけ? 実は、購入する大人を喜ばせるためじゃない?
静嘉堂文庫美術館の"岩﨑家のお雛さま"展に行ってきました。 目的は、"曜変天目茶碗!"、と言いたいところですが、実は野々村仁清のツボです。"曜変天目茶碗"は学生時代に、曜変天目をめぐる旅、を敢行しており、実はかなりコンプリートしています。よって、それほど新鮮味はなく、それより野々村仁清の"黒"は見たことがないので、それが目的でした。 野々村仁清自体はまたどこかで語るとして、今回は、展覧会の主旨である"雛人形"に関してです。 というか、"雛人形"というか日本人形って、なん