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恋人との親密度を10倍にする50の質問。分析方法&解説付き!

追われる側になりたいから、
そっけなくしてみた。

大好きだけど、
尽くしすぎないように頑張ってみた。

なのに、うまくできてるのかできてないのか、手応えがあるのかないのか、いまいち分からない。この世界には、こんなに恋愛指南書が溢れてるのに……やりかたを間違えてる?

恋愛テクニックを手当たり次第に学んでは迷走している子羊よ、オスもメスもちょっとおいで~!こっちこっち!!

数多の恋愛指南、きっとどれも間違ったことは書いてないし、あなたの努力だって間違ってない。でも、せっかくのたくさんの知識と技術が使いこなせていない、そんな超もったいない状況に陥ってません??

孫子のこの言葉、ご存知ですね?

彼を知り己を知れば百戦して殆うからず。
彼を知らずして己を知れば、一戦一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。

※ここでいう「彼」は「敵」であって「彼ぴっぴ」ではないぞ☆

ちゃんと読んだことないよぉ……そんこ?って誰??って子羊に説明すると、孫子【そんし】とは、中国春秋時代の兵法書のことです。孫武っていう武将が書いたと言われておりまして。

戦において、

相手のことを熟知し、
自分のことも熟知していれば、100回戦っても負け知らず。


相手のことはよく知らないけど、
自分のことは熟知してるよって場合は勝率五分五分。


相手のことも自分のこともよく分かってない場合、何度戦っても負け戦。

みたいな感じの意味です。
2500年という気の遠くなるような時を超え、国を超え、未だ語り継がれるだけあって、真理なのでしょうね。

これは人間関係や恋愛においても同じことで、テクニックの前に大切なのは、まず「自分を知ること」と「相手を知ること」なんですよね。

これをやらずにテクニックを覚えたところで、宝の持ち腐れ。相手にとってはどれが効果的なのか、使いどころはいつなのか、自分に向いているやりかたはどれなのか、そういうことが分ってないから!!

やみくもに、手当たり次第に頑張ってみても、水属性のあなたが炎タイプのボスに火の魔法で攻撃してるみたいなことになりかねない。超ヤバい。

恋という戦に勝ちたいのなら、
戦う前に、相手と自分をちゃんと知ろう。


相手を知り、親密度を10倍にする方法。


でもさ、相手を知ることって、意外と難しくなーい?

そうなの〜!だって他人だもん!!
年齢、趣味、好きなもの、嫌いなもの、恋愛観、仕事観、家族構成、将来の夢。
そんな表面的なプロフィールを聞いても、人となりを知っても、実のところ何を考えているのか、どんな思考の癖があるのか、深くは分かりませんよね?

明日死ぬなら何をする?なんて質問も、一見深そうだけど意外と答えにくいし。「愛する人と過ごす」とか「おいしいもの食べる」みたいな無難な答えしか出てこないよねぇ。

よく「3回会えば人柄が分かる」なんて言ったりしますが、人間そこまで単純じゃありませんよね。初対面なら5%、3回会っても15%くらい、だいたいの印象が固定される程度なんじゃないかなあ。付き合っていても分からないことだってたくさんあるんだ!

だって、人は誰しも偽るものだから……

嘘。欺く。隠す。抑え込む。なりきる。演じる。思い込む。
それは生きていくために必要なスキルであって、例えば優しさであったり、慮ることであったり、虚勢であったりもするわけです。

似合ってるね、というお世辞。
息臭いね、と言わない気遣い。
大丈夫、全然平気、という強がり。
嬉しくない贈り物を喜んで見せる優しさ。
そんなことないですよ〜という謙遜。
本音と建前。
羊の皮を被った狼。
虎の威を借る狐。
酸っぱいブドウ。
心理学で言うところのペルソナ。

※ペルソナは、ユングの提唱した自己の外的側面(仮面)という概念です。いわば外ヅラ。

それは、自分を守るため、自分をよりよく見せるため、または他者を守るためのものであったりもしますね。

あなたの中にだって、いくつもの欺きや優しい嘘が隠れているでしょう?

恋人となるとなおさらです。
彼女の前では男らしく紳士にふるまうぞ、彼氏の前ではかわいらしくぶりっこしよう、これは黙っておこう、こんなところは見せたくないな、汚い部分は知られたくないぞ、なんてことが多々発生してしまうものですよね。

人間は多面的で、「隠された側面」はなかなか見えてこない。家族にすら見せない顔があり、友達にしか見せない顔があり、同僚には言えるけど、恋人には言えないことだってたくさんある。

もっと、あなたのすべてを知りたいのに。心の深淵を覗きたい。なんなら覗き返されたい。長年暮らした家族のように、古い友人のように、親密になりたい。

はい、なりましょう。
このままでは長年連れ添うこともかなわない。

今すぐ!!あの人の心の内を知り!
あわよくばなんでも話してくれるような!
親密な間柄になりたいんだ!!
教えろ!!

はい、お任せください。
これは、カウンセラーを目指していたわたしが本気で考えた、臨床心理学、認知心理学、社会心理学などを応用した相手を知るためのちょっと面白い質問(恋愛ver)です。ひと味違った役立ちかたをすると思います。

\ メェ?目指しただけ? /

黙りな子羊!!臨床心理士(今は公認心理士かな)の資格を取れなかったんだ!いいですか、これは余談ですが、カウンセリングとかセラピーとか心理学とかについて解説する人に関わるなら、国家資格の有無を確認するのです。

持っている奴はよく訓練された人間だ。
わたしは持っていないがちょっとだけ訓練された人間だ。


【親密になるために必要な信頼性】

相手があなたに自己開示し、親密度を増幅させるために必要なものはたったひとつ。

それが、【信頼性】です。

カウンセラーとクライアントの間では【ラポール】という言葉で表されるのですが、受容と共感によって安心して感情の交流を行うことができる間柄を指します。
家族や親友に抱く、絶大なる信頼感みたいなもの、分かりますね?

ラポールが形成されることで、この人は信頼できてなんでも話せるな、と胸の内を教えてくれるようになる、ってことなんですが。これは、危険なことでもあります。

なぜなら、ラポールの形成は、【クライアントがカウンセラーに依存しすぎて自己管理できなくなる】というケースもあるくらい、強力な信頼性だから。

ところで、あなたはカウンセラーに向いているでしょうか?

☑相談事を解決するのが得意
☑「なんでも話してね」「安心して!」と心を開かせることができる
☑的確なアドバイスをするのが上手いと思う
☑「その気持ち分かる、辛いよね」と自分の体験をベースに共感できる
☑相手の間違いを正しく指摘できる
☑ダメなことはダメ、と否定してあげられる
☑的確に評価してあげることができる
☑励ましの言葉をたくさんかけられる

どうでしょう?

意外かもしれませんが、
これらはすべて、ラポールを形成する上で、カウンセラーが【やっちゃダメなこと】です。

なぜなら、信頼度の低い相手に上記の対応をすると、相手はあなたとの間に見えない壁を作り、沈黙、ごまかし、防衛反応、拒否、なんなら怒りや敵意まで抱きかねないから。

信頼関係を築くためには、ダメ出しや指摘、否定、正論は逆効果なのです。
「それはあなたもよくないところがあったんじゃないかな?」とか、「ここはこう直したほうがいいよ」「まあ、そうなるよねフツーは」とか。悩み相談に乗っている側がカタルシスを得ちゃってますね。

※カタルシス:心の緊張の解消、浄化。「スッキリ感」みたいなもの。

安心して話すかどうかは相手が選ぶことであって、あなたが強要するものではない。無責任な励まし、断定、価値観の押し付け、上っ面の共感は、むしろ信頼を損ないます

「怒らないから言ってみなさい」とか「わたしを信じて」とか「内緒にするから〜!」とか、信用できない感覚って、なんとなく分かりますよね?

じゃあ、相手が、あなたを安全なとまり木のように心から信頼し、胸の内を打ち明けてくれるようにするために、重要なことは何なのか。

大切なのは【受容】と【傾聴】と【共感的理解】です。

①受容とは?

あなたの抱えている思いや感情をありのまま受け止めて包み込むよ、という姿勢のことです。否定も肯定もせずに、あなたの何もかもすべてを受け入れますよ、と、相手に伝わるように、安易な言葉ではなく態度で示すことです。

②傾聴とは?

口を挟んだり評価したりせずに、相手の言葉に関心をもって、注意深く正確に耳を傾けることです。
言葉の背後にある真意にも注意深く耳を傾け、目や体の動きにも注視する。
目で聴く、心でも聴く、もうね、身体全体で聴く。相槌は打っても、自分語りで話を邪魔したりせずに、あくまで相手の話を理解しながら聞くに留める、それが傾聴です。

③共感的理解とは?

相手の心の基準に寄り添い、認め、尊重し、気持ちのすべてを大切に扱い、理解に努めることです。価値観が違っても意見を押し付けず、「悲しいんだね」「それが辛かったんだね」とか、「話してくれてありがとう」とか「こう思って、こう感じたんだね」と相手の心情を整理するような、理解の示し方。
「分かるよ、私もそういうときあったけど〜」のような、相手を自分で上書きするような発言はNGです。

これらを念頭に置くことで、コミュニケーションを通して信頼性が増幅していきます。
ああ、取り繕わなくても飾らなくても汚くても、この人は、ありのままの自分を受け入れてくれるんだ、と。

これで、相手を「知る」地盤が整います。

※とはいえ、あなたと恋のお相手はカウンセラーとクライエントではありませんので、本記事では恋愛に特化した信頼関係の構築方法についても解説しましょう。


信頼性を獲得しながら、さらに質問を通して、より相手への理解を深めていく。

「この中でどれが好き?」と、選択肢を提示するような質問や、「仕事をしていますか?」といったYESかNOで答えられる質問を、【クローズドクエスチョン】と言います。テンポよく答えやすく、聞きたいことをピンポイントで聞ける反面、限定的な情報しか手に入りません。

逆に、「〇〇についてどう思う?」といった、回答を制限しない質問を【オープンクエスチョン】と言います。初対面の相手などは答えにくかったりしますが、自由に答えてもらえるので知見が深まります。

今回の50の質問はオープンクエスチョンでご用意しております。
クローズドクエスチョンはプロフィールのようなものなので、わざわざ学ばずとも聞きたいときに聞けばよくない??

この50の質問は、誰を相手にしても使えますし、自己分析のために使うこともできますので、まずはぜひ試しに自分でやってみてくださいね。
はい/いいえ で答える性格診断とは違った側面が浮かび上がり、自分の知らない一面に気付くことができます。回答集を作りたいくらい興味深い。

この記事を読み終える頃には、あなたがせっかく学んだのにいまいち活かしきれていなかったスキルも活かすことができるようになるでしょう。

何人かに試してもらったので、質問と回答の一例を載せますね。

Q.あなたの言葉で詳しく説明してください。「どんぐり」とは何ですか?

Tさん:どんぐり!?え、あのー、どんぐりというのはね、小さくてかたくて、茶色の……若ければ緑の、木の実です。リスとかが食べる木の実、かね〜

Rさん:えー?どんぐり、どんぐり……(歌う)どんぐりころころ〜♪あれ、どんぐりこじゃなくてどんぶりこなんだってね笑 じゃなくて……よく公園にばらばら落ちてて〜。これくらいの(指で示す)やつで〜。小さい頃拾ったよね。虫とか出てこなかった?(笑う)

Hさん:どんぐり?木の実……木の実から落ちる栗。え?うん、栗でしょ。だって、どん、ぐり。でしょ。(笑う)

Q.男性と女性の違いは何ですか?

Tさん:うーん、生物的な……違いと。あとはなんでしょうね、家庭での役割が違ったりねえ。あぁ、母になるとか、子供を産む、そういう。今は多様性があるのだろうけどね。

Rさん:男女の違い〜?あーーーー、悪口みたいになっちゃうけど、男は単純で、女は……感情的?とか??んー、彼氏のことかなこれは〜(笑う)

Hさん:違い。違い……男はかたい、女はやわらかい。

Q.あなたが持っている「お金より価値のあるもの」は?

Tさん:価値、ええ、何だろうね、技術かな。こればっかりはね、長年の経験で培ったものだから、お金にはかえられないね。

Rさん:え〜、愛とかじゃないの!?あっ、〇〇(猫の名前)とか?これはもう、お金とかそういうんじゃないよね~、5億もらっても〇〇なしでは生きていけないじゃん、5億はほしいけど。(笑う)

Hさん:お金より……車。金かけたパーツとかさ、改造するから、うーん。使った額よりデカい価値あるよ。

これだけでも面白いというか、超興味深い。様々なことが分かります。なんとなく人物像すら浮かんできません?

例えばTさんは、社会的な役割や客観的な事実に沿って、正解を提示するかのように、感情より論理的な感じで真摯に物事を説明してくれる感じでした。

Rさんは自身の体験や過去のエピソード、身近な人間関係からの想起、質問者のリアクションを気にする、身振り手振りで分かりやすく伝えようとする、などの特徴が見られました。

Hさんはあまり深く考えず、こちらの評価を気にしたり細かいことを気にせずに思っていることを直感的に言葉にするような感じでした。

とまあ、こんな感じで、ここからは相手を様々な角度から知り尽くす50の質問と、回答についての分析の仕方を解説していきたいと思います。

※相手に質問する場合、多いと疲れるから何問かずつに分けてもOK!
※相手と自分で1問1答してもコミュニケーションが深まるよ!
※急いで次の質問へ行かずに、じっくり聞いてみてね!
※こう答えたからこういう性格です、と決めつけるものではありません。

【親密度が変わる。相手の心の奥底まで覗く50の質問】


①「あなたとは正反対の人間」を想像して、どんな人なのか特徴を詳しく教えてください。

②あなたが持っている、「お金より価値があるもの」は?

③言葉のない世界で愛を示すとしたら、どんな方法があると思いますか?

④人間には様々な感情があります。怒り、悲しみ、妬み、不安、恐れ、笑い、快楽、平穏、期待、喜びなど。あなたがもっとも身近に感じる感情は何ですか?

⑤あなたがもっとも抑え込んでいる感情は?

⑥法律的には許されるけれど、これは罪だ、と思うことをひとつあげてください。

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