みこと。

心と脳の働き。精神医学と心理学。 恋愛テクニックをそんな知見からおもしろく。 迷える…

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心と脳の働き。精神医学と心理学。 恋愛テクニックをそんな知見からおもしろく。 迷える子羊に元気を出してほしい。 社会心理学、認知心理学、臨床心理学、犯罪心理学等を専攻してました。主な研究テーマは詐欺やマーケティング。テクニックと詐欺は紙一重、人生は化かし合い。

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  • 沼らセット

    有料ですが、毒を喰らわば皿まで、何が何でも沼らせたいあなたへ価値ある記事を。これで沼らなかったら個人的に聴取を行いたいくらい。

  • 恋の病を科学する。

    恋愛のあれこれを、少しの科学的知見から。不安、動悸、焦燥感など、「恋の病」の諸症状によく効くかもしれない、知識という名のお薬です。

最近の記事

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【主従逆転】彼を確実に沼らせる。禁断症状が出るほど依存させる5STEP

釣った魚に餌をやらない系彼氏に翻弄されているおさかな系女子のみなさん。彼を依存させる方法、沼らせる方法、溺愛される方法……日夜そんなテクニックを求めてネットの海をさまよっていませんか? さまよってますね。 乙女心は小さな穴の開いた水槽みたいなもので、愛情という水で常に満たし続けてくれないと、少しずつ漏れて、いつか空っぽになっちゃうの…… 女子はこのスピードが恐ろしく速い。加湿器の水の減りくらい速い。昨日補充したとて、もう空っぽである。 たまに豪華なプレゼントで埋め合わ

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    • 恋の病を科学する。彼氏に依存してしまうのはなぜ?

      恋愛って、楽しいけど、のめりこむほど彼のことしか考えられなくなる。彼なしじゃ何をしても楽しくない。 「1人の時間がほしい」「自由な時間がほしい」 そんな男心もなんとなく知ってるけど、温度差を感じる。 わたしのこと好きじゃないの? 興味ないの? あれ、わたし、 いつのまにか依存してる……? そんな焦りに、悶々と向き合い始めた子羊のみなさま。お察しの通り、彼の興味の矛先は、あなた以外にも向いてますね!! やっぱりな〜!!ギャーーース!!と、のたうちまわる前に、今日はちょ

      • 【恋】から【愛】へ。彼に愛され続けるための恋愛の教科書。

        恋する乙女が1度は抱くこの疑問。 "愛って、何だろう?" 無償の愛、とか、愛は見返りを求めない、とか、よく耳にしますよね。恋と愛は繋がっているもので、恋が時間をかけて愛に昇華していく。 求める代償として与えるのではなく、好かれたいから尽くすのではなく。 『これって、恋!?』と心を悩ませるものではなく、『ああ、これが愛か。』と腑に落ちるもの。 🌹恋と愛の違いについて。愛にはいろんな形があって、恋人同士に限ったものではないけれど、人と人を結ぶもっとも太い絆です。 "あな

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        • 【復縁の鍵】99%彼の心を取り戻す裏技

          もうダメだ、おしまいだ。 彼のいない人生なんて、耐えられないのに。 なんでもっとうまくやれなかったんだろ、なんであんなこと言っちゃったんだろ、悔やんでも悔やみきれない、どうか、どうか次は必ずいい子にしてるから神様、時を戻して……と、ついに天へ祈りを捧げ始めた子羊よ――― \ 大・丈・夫!!! / 復縁って、思ってるより簡単だから。 恋愛に関する悩みの中で、いちばん難易度が低いかも。元カノの立場でしかできないこともあるし、憧れの彼をゲットするより遥かにチョロい。 なの

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        • 恋の病を科学する。
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          恋人との親密度を10倍にする50の質問。分析方法&解説付き!

          恋愛テクニックを手当たり次第に学んでは迷走している子羊よ、オスもメスもちょっとおいで~!こっちこっち!! 数多の恋愛指南、きっとどれも間違ったことは書いてないし、あなたの努力だって間違ってない。でも、せっかくのたくさんの知識と技術が使いこなせていない、そんな超もったいない状況に陥ってません?? 孫子のこの言葉、ご存知ですね? ちゃんと読んだことないよぉ……そんこ?って誰??って子羊に説明すると、孫子【そんし】とは、中国春秋時代の兵法書のことです。孫武っていう武将が書いた

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          恋人との親密度を10倍にする50の質問。分析方法&解説…

          恋の病を科学する。「寂しい」という禁断症状の耐えがたさを凌ぐ。

          ため息の数だけ強くなれない寂しがり子羊のみなさん、孤独な夜を越えてますか? \ メェ…… / あー元気ない!越えられそうにない! 恋愛にもれなくセットでついてくる、謎の孤独感と不安、やだよね。ハッピーなセットにしてくれればいいのにね。 お待たせいたしました、 大好きな彼と、不安Lサイズ、 お飲み物は寂しさと嫉妬のシェイク、 ロンリーセットのお客様〜!! 単品にしてよ!!! もれなくついてくる余計なものたち、この正体は一体何なのか。 不安や寂しさを彼にぶつけたらよく

          恋の病を科学する。「寂しい」という禁断症状の耐えがたさを凌ぐ。

          彼氏に溺愛されるために必要なことは2つだけ、という事実。

          鬱陶しいくらいに溺愛されてみたいな。 だって、わたしの「好き」のほうがいつもちょっぴり上回ってる…… 「ねえ、わたしのこと、好き?」 そんなダイナマイト級爆弾発言が喉から出かかっているセンチメンタルな迷える子羊よ、その言葉はどうか、胃の最深部まで飲み込んで、耳掃除した上で聞いてほしい。 \ 好きだから付き合ってるの!! / 嫌いな人にプライベートな時間は割かないでしょ、どうしてそんな当たり前のことがぼやけてきちゃうんでしょう? あなたが身につけているもの。 お気に入

          彼氏に溺愛されるために必要なことは2つだけ、という事実。

          騙されて幸せだったおばあちゃんの話。【詐欺の思い出④】

          わたしがバイトしていた喫茶店の周辺は、昔は活気のある商店街だったそうだ。 まだ営業しているのは、喫茶店から空き店舗を挟んで、ケーキを卸してくれる和菓子屋さん。その向かいにスナックと釣具屋さんくらいのもので、ほかのお店はほとんど閉店していた。 でも、そのまま住宅として暮らしているところが多かった。喫茶店の隣にも、もともと商店をやっていたというおばあちゃんが1人で住んでいる。 いつも玄関の前から道路あたりまでをホウキで掃いていて、たまたま顔を合わせたときは挨拶していたけれど

          騙されて幸せだったおばあちゃんの話。【詐欺の思い出④】

          1億円当選メールに騙された人は、騙されてないと思い込む。【詐欺の思い出③】

          そのお客さんは、正確に言うと常連さんではなかった。店長の知り合いで、店長にお金を借りている人だった。 剛田さん(仮名)当時50代前半といったところだろうか。 お金を借りに来るときもそうでないときも、オーダーなしで居座るけれど、店長がサービスで飲み物を出すと「あっ、いらない!」と出された後に直球で断る猛者だった。そのコーヒーあるいは紅茶、コーラを、毎回わたしが飲むハメになる。出すなもう。 剛田さんは、生活が苦しくなると、いろんな人から少しずつお金を借りていたようだ。 店長

          1億円当選メールに騙された人は、騙されてないと思い込む。【詐欺の思い出③】

          賢い常連さんがデート商法にひっかかった話。【詐欺の思い出②】

          わたしがバイトしていた喫茶店には、強烈に記憶に焼き付いた常連さんが何人かいた。 今回の思い出は、オレオレ詐欺に騙された奈良さんに次いで発生した悲劇……また別の常連さんが、デート商法に騙された話である。 その常連さんは、港町にはめずらしい、色白で華奢な男性だった。オトナになったのび太くんに似てなくもないので、ここでは野比さんと呼ぼう。 眼鏡をかけていて、わたしの目にはなんとなく幼い感じのある受験生や大学生みたいに見えていたので、中年にさしかかるくらいの年齢と知ったときは驚

          賢い常連さんがデート商法にひっかかった話。【詐欺の思い出②】

          カルボナーラとオレオレ詐欺【詐欺の思い出①】

          騙されないと豪語する人ほど、騙される。  「鈴木さんとこのおかあちゃんてばなぁ、オレオレ詐欺に引っかかるなんて馬鹿だよねぇ〜〜〜ボケ始めたのかってね、俺は言ってやったのよ」 ワハハ!!と、豪快に笑うおじさん。 わたしがバイトしていた、港の近くの喫茶店の常連客である。 店長とわたしはそのおじさんを勝手に「奈良さん」と呼んでいた。 奈良さんはだいたいランチタイムに来て、カルボナーラを注文するのだが、なぜかキメ顔で「カルボナラ。」と言う。 イントネーションがパラポネラみたい

          カルボナーラとオレオレ詐欺【詐欺の思い出①】

          【夜の教科書】男を強烈に依存させ、虜にする夜のテクニック

          男心は下半身に直結していると言うけれど、女性である、というただそれだけで、【その身体に永遠に求め続けられる価値があるか】というと、そうでもない。 その真実にうすうす気付き始めたかしこい子羊たちよ…… いいところに来ましたね。 彼を虜にするためにあらゆるテクニックを駆使してみたいけど、夜のテクニックとなると何を参考にしたらいいのか分からない、そんなあなたへ。 いくら性欲が本能的なものであっても、よく考えてみてほしい。セックスって、弱い恥部をさらし、唾液や体液を交換する、こ

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          女性用風俗のセラピストを沼らせた話③

          3回目に会ったときは、動物園へ行った。 手を繋いで、ソフトクリームを食べて歩いた。 初めて見た本物のライオンは、猫みたいにのびて寝そべっていた。 はじめくんは、ゴリラの鼻くそとかいうお菓子をハイテンションで買って大喜びしていた。 わたしたちは、 普通の恋人同士に見えるだろうか。 楽しいな。はじめくんは素直で裏表がない。優しくて、ポジティブのかたまりみたいな人間だ。一緒にいると単純に、ただ、楽しい。 ああ、今日は楽しかったな。 たくさん歩いたから足が痛くなった。帰り際に

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          女性用風俗のセラピストを沼らせた話③

          女性用風俗のセラピストを沼らせた話②

          彼から放たれた次の言葉は、「えっ、何歳?」だった。 「え、29です……今年三十路です」と正直に答えたところ、三代目は「えっ!?俺もです俺もです!!」と唐突にノリ出した。 よく聞いてみたころ、年上がいいというわたしの希望は三代目まで伝わっておらず、なおかつ彼は掲載年齢を25歳とサバを読んでいた。 わたしが少し若く見えたので、同年代を希望していたなら申し訳ないな、という気持ちで年齢を確認してみたらしい。おそらく若者みたいな服装を選んでしまったせいであって、決して実年齢より若く

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          女性用風俗のセラピストを沼らせた話②

          女性用風俗のセラピストを沼らせた話①

          初めに言っておくと、これは幸せな恋愛とは違う、毒みたいなものだ。 強烈に依存されれば満たされて心が軽くなると思った。手放す勇気も、まともに愛する覚悟もなく、どこまで愛されるか試してみようと、まっとうな恋愛を放棄した結果。 粘度の高い何かに満たされて、身動きが取れない。 恋に悩む人がこれを読むのなら、どうか、わたしのように道を逸れないでほしいと思う。 まっとうに恋に傷つくことのほうが、ずっと尊いのだから。 女性用風俗に興味がある人は、これはナシでしょと鼻で笑ってほしい

          女性用風俗のセラピストを沼らせた話①

          回顧録。脱毛に行ったら毛が濃くなった話。

          毛深いのがものすごくコンプレックスだった。 今みたいに手軽な値段でどこでも脱毛ができるわけじゃなかったから、デート前夜ともなれば5枚刃のかみそりを片手にアクロバティックな体勢で身体中の毛という毛を剃ったものである。 5枚刃で手が滑るとおそろしいことになるし、人には見せられないようなとんでもない格好をして剃り終えても、翌日の昼にはジョリッとしてきてしまうので、処理が本当に億劫だった。 今はもうつるんつるんなので、あの頃の悩みが嘘みたいだけど、これがいかにありがたいことなの

          回顧録。脱毛に行ったら毛が濃くなった話。