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moke(s)及び町田直隆という孤独と光について

最近プライベートでも色々な事が次々に起こり、「もう何もかも限界」とすべて投げ出しそうになった。
すべて馬鹿らしく思えたとき、やはり俺の側には音楽がありロック、パンク、JAZZ、レゲエ、ラップ等々昔とった杵柄で雑多に聴きまくっていた時期があった。そして今回も時を同じくして落ち込みが激しい時期に「音楽を聴きなさい」と俺の中の救世主がささやきまくっていた。
 で、今回は、moke(s)と町田直隆くんを聴く事にしたのだ。
みなさんもちろん町田くんの事はご存じですよね?
え?まじで?知らないとおっしゃるの?
失礼なんですが、何をやってらっしゃる方?
ジャパニーズロック界の一つの事件ですぜ?
昔、そうね20年前(くらいでよかったけ?もっと前?)くらい前に「バンジージャンプフェスティバル」というスリーピースバンドがいたのをご存じだろうか?
その当時バンプオブチキンだとか鳴り物入りでデビューしてきた頃、彼らもデビューした。
もう鮮烈だった。パンク、フォーク、ハードロックをごちゃまぜにしたような強烈なサウンドと鮮烈な言葉、熱いパフォーマンスでそこら近辺のムーブメントみたいなくくりの中で一発でやられたバンドだった。
しかし、軒並みムーブメントのバンドたちがメジャーになっていく中、彼らになかなかチャンスは来ず、やっと満を持してメジャーデビュー。しかし、時は無常でだんだんとバンドブームなるものの終焉が訪れ、彼らも例にもれず解散となってしまった。
でも彼らにはコアなファンも多いので今だ復活の声も多い。
とにかく、バンドはある意味あっけなく止まってしまったがヴォーカル、ギターの町田直隆氏は止まらなかった。
翌年からソロとして動き出して、数々の名曲を生み出していく。
そしていつの間にかソロの歴の方がバンド活動より長くなってしまった。
その間にもいくつかバンド活動はしていて、それがまた俺の魂を揺らすこと!
で、そんなキャリアの中組んだバンドがmoke(s)だ。
海北大輔(Iost in time)ベース、小野良太(元椿屋四重奏)ドラムという最強の布陣で結成されたオルタナ叙情ロックバンド!
このバンドがバンジーとはまた違い、ロックの激情と叙情を見事なまでに昇華させた唯一無二のサウンドでおれの心にドンピシャにはまった。
町田君書く詩の世界はいつも弱者の視点からの詩が多い。
痛みと光が常に同居しながらも、もがき生きる姿がリアリティを伴って赤裸々に時に夢見がちに描かれる。
俺はそんな彼の詩が好きだ。
俺の心のろうそくに何度も火をつけてくれた。
だから今回も彼の唄を選んで聴いた。

結果ろうそくの火がついた。
完全に消えていたのに。
正直、今の時代はロックを聴く人口は減ってるみたいでとても悲しい限りだ
。でも彼らはあえてこんな時代だからこそロックを奏で続けるのだろう。
悲しい時、苦しい時、絶望感に押しつぶされそうな時、彼らの音楽を聴いてほしい。
きっと小さなでも突破口なる光が見えるはずだから。

このミニアルバムも破壊力抜群でやさしいおすすめアルバム
最新作町田君のソロ。ここ何年間のベスト的内容で「不良の音楽」はぜひとも聴いてもらいたい名曲中の名曲(*´ε`*)チュッチュ

町田くんのキャリアが長いこともあって、沢山のアルバム、名曲があるので、興味の出た方は是非ホームページでチェックしていただきたい。

www.machidanaotaka.com

最後にマッチー。今回もあなたの曲に救われましたよ。
ありがとうございました。

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