【新宿末廣亭】寄席で落語観賞を初体験
新宿末廣亭
昨日、新宿三丁目にある末廣亭さんで寄席デビューしました。
末廣亭は現存する最古の木造の寄席らしいです。
場内は飲酒・喫煙が禁止ですが、飲食物の持ち込みはOKです。
お弁当を食べながらのんびり聴く方もいましたね。
今回行ってきたのは、立川流一門の特別公演です。
通常は一般3,000円らしいですが、特別公演ということで3,500円でした。
シニア、学生、会員の方などは割引もあるようです。
18時くらいから、夜の部の中入り~最後まで鑑賞してきました。
まず寄席と言う空間が良いですね。
「これぞ日本」といった感じの趣のある雰囲気で、これを感じるだけでも行く価値があります。
やっぱりプロは凄い
初めてだと何となく身構えて行ってしまいますが、入ってしまえばリラックスして楽しめます。
もちろん、落語に詳しいファンの方も多いと思いますが、落語家さんのことも落語の有名な話も、何も知らないまま聴いてもちゃんと楽しめます。
とても面白かったです。
いくつか僕も覚えたいなと思いました。練習します。
話の入り方、抑揚、テンポ、間の取り方、等々。
やっぱりプロは凄いですね。
話すという一芸だけで何十年も生計を立てている人というのは、それだけの理由があるものです。
既にストーリーを知っている話ならともかく、ある程度は集中して想像力を働かせながら聴いていないと、一瞬置いていかれることもあります。
とはいえ、理解できない難解な用語が出てくるわけではありませんから、気楽なものです。
こういう遊びもたまには良いものです。
ちょっとしたトラブルも
さこみちよさんの俗曲が終わってついにトリ、というときになって、高座(ステージ)に座布団が5枚並べられました。
プログラムには何も書かれていないですが、サプライズで大喜利大会か何かが始まるのかと、少し会場がざわつきます。
すると「座談会」と書かれた札が掛けられ、出番を終えたはずの噺家さんが出てきます。
なんと、里う馬さんが時間を間違えていたためにまだ会場に到着しておらず、到着まで15分程フリートークで繋ぎますとのこと。
想定外のハプニングではありますが、普段なかなか見られないものなので期待も高まります。
ところが、意外と落語家さんってアドリブには強くないんですね。笑
台本も打ち合わせもないままとりあえず出てはきたものの、
はっきり言って、まあまあのグダグダ感です。笑
確かに落語ではアドリブを挟むことも多々ありますが、あくまでも落語は用意されたストーリーを話すものであって、
いくら話のプロと言いつつも、フリーの掛け合いはまた別なんだというのは新たな発見でした。
その辺のゆるいグダグダも含めてちゃんと面白かったですけどね。
お近くに寄席がある方は、ぜひ一度行ってみてください。
末廣亭では、毎週土曜21:30から、1,000円で入場できる若手の噺家さん4人くらいの落語が聞ける深夜寄席なるものもあるようです。
お仕事や買い物の帰りに、サクッと寄ってみてはいかがでしょうか。
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