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「うまい、安い、早い」「桶屋」でKPIを考える、古賀教授のDriving Corporate Performance/NUCB Business School

名古屋商科大学大学院(名古屋商科大ビジネススクール、略称NUCB)は、国内唯一のトリプル国際認証MBA校です。そんなNUCBの特長は、公式ホームページやその他のサイトに掲載されていますが、実際に私が入学したときは「どんな授業があるのだろうか?」に答えるページが少ないかった印象です。そこで簡単ですが、将来の後輩になって頂ける方のために(MBA大学院選びをしている方のために)私が受講した授業や指導教員の一部をご紹介します。

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KPI設計の授業です。

■概要
2023年春学期(4月~7月)に受講。
オンライン授業2回、リアル授業2回@名古屋(東京から遠征)
(6時間20分×4回)
学位:Exed
単位:2単位
※マネジメント専攻の私にとっても選択科目

■授業内容
シラバスに「戦略を実行する上で強力な二つの手法を対象にします。バランスト・スコアカードと、levers of controlの枠組み、特に診断型コントロールと対話型コントロール」と書いてあります。
授業内容は古賀先生と「管理会計やKPI」について4日間ずっと考え続ける授業です。古賀先生は生徒の発言を聞き、なんと返答するか頭のなかで高速で考えています。
授業中、吉野家の「うまい、安い、早い」と江戸時代の「風が吹けば桶屋が儲かる」の話が何度も出てきます。事前に調べておくと授業が有意義になります。

■担当教員:
古賀健太郎 教授
東京大学経済学部経済学科を卒業、米国コロンビア大学経営大学院でMBA(修士課程)を修了、米国ハーバード大学経営管理大学院でDBA(博士号)を取得。(ぼそぼそ、すごい。)

■必読書籍:
特に指定はありませんが、バランスト・スコアカードとlevers of controlについて学んでおくと授業が有意義なもになるでしょう。先生は特に図書は指定していません。
※参考図書:
古賀先生の話を聞く限りこちらの本がいいのでは?(私の予想です)
https://amzn.asia/d/3Kxbb7O
金子先生の「「管理会計の基本」がすべてわかる本」は、読んでおいたほうがいいでしょう。
https://amzn.asia/d/a19J8Tf

■必要な知識
管理会計。必修コア科目にある管理会計の知識を身に付けているとかなり理解度が深まります。

■一言
バランス・スコアカード(BSC)は、米国ハーバード・ビジネススクールでの教鞭を執ったロバート・キャプラン教授により1990年代に開発された手法。ハーバード卒の古賀先生の講義にも「キャプランは~」という言葉が何度も出てきます。自社のBSCを思い浮かべてから授業に出ると自分事化できます。

■特記事項
修士課程1年次に金子智朗先生の必修科目「管理会計(Strategic Managerial Accounting)」があります。こちらで基礎知識を十分に得ておくとよいです。

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