見出し画像

心が曇った時におすすめの本3選

先週は近畿や東海、関東甲信で梅雨入り。青空が見えなくなるこの季節、太陽が見えないと、心も曇りがちに。そんな天気の日におすすめの本を紹介します。

「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」ミニマリストしぶさん

心がもやもやした時、まずは自分の身の周りのものを見直すのがおすすめです。ミニマリストというと、ものが何もない部屋に住んでいる人のイメージが強いですよね。実際、本の中で紹介される、しぶさんの部屋は四畳半で、ベッドや冷蔵庫など普通ならどんな家にもあるはずの家具や家電がなく、いたってシンプルです。

しかし、ミニマリストとは、ただ単にものを減らして生きている人達ではありません。自分自身が強調したい価値観を明確にして生きているのがミニマリストです。

「最大化人間」よりも「満足化人間」になろう。

世の中には「最大化人間」と「満足化人間」とがいて、ミニマリスト的な生き方は後者。「最大化」とは、何かを選ぶとき、すべての選択肢の中から品定めし、最高のものを得ようとすること。一方、「満足化」とは、自分に必要なものを考え、そのニーズを満たす最初のものを選ぶことです。

どちらの生き方がより楽かというと、個人的には「最大化人間」だと思います。しかし、幸せな時間をより長く感じるには満足化人間にならなければいけないんだと思います。なぜ「最大化」が楽なのかというと、他人や世間の決めた基準に則って、より上を目指して頑張っていればいいからです。自分の幸せと向き合わずに済むことができるなら、努力は世間のルールに則った単なるゲームになる。作られたゲームを進めていくことは誰にでもできることで、新しい自分だけのルールを見つけることの方が難しい分、面白いのだと思います。

ミニマリスト的な生き方を知ることは、自分の生き方を見直すきっかけになります。字が大きく、さらっと読めるので、ぜひ一読を。

「無所属女子の外交術」はあちゅうさん

古くは「草食系男子」にはじまり、「キラキラ女子」、「こじらせ女子」など、特定のジャンルにひとくくりする俗称は世の中に溢れています。
「あなたは〇〇系だから~」とラベルを貼られるラベリングハラスメントに苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。          
タイトルの「無所属女子」とは、何も孤立無援でどこにも居場所がない女子のことではありません。一つのレッテルにとらわれず、自由に生きる女子のことです。
この本がおすすめする無所属女子的な人間関係とは、
面ではなく、点の付き合いをすること。
自分の所属するコミュニティに全「面」的に参加しないといけないのは思い込みで、合わないと感じる部分では付き合わなければいい

例えば、仲良しグループでの集まりでも、気の進まないものには行かなければいいのです。Aという一つのグループだけに全面参加するのではなく、ある時はBグループに、またある時はCグループに、というように「点」での人付き合いを意識すれば、人間関係の悩みはかなり軽くなります。

人間関係が原因で心が曇った人におすすめの一冊です。

「低気圧女子の処方せん」小越久美さん



最後は、心の曇りを身体を元気にすることで晴らしていきましょう!

この本では、春の花粉症や冬のインフルエンザなどの季節病、雨の日に起こる偏頭痛や気分の落ち込みなどの気象病について、わかりやすく原因と対処法を解説してくれています。
雨の日が近づくと、頭が痛い、からだが重い。そんな声をよく聞きます。天気はどうすることもできない、でも、自分のからだはそんな天気の変化に強くすることができます。

ヒントは、雨の日こそテキパキと。晴れの日こそ、ゆっくりとです。

梅雨時はいつも体調不良だという方にぜひおすすめの一冊です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?