すべてがカッコイイ
2024年3月9日(土)
9時45分に目が覚める。
休みだから当分はダラダラしよう。
ふとんの中でスマホゲームをして、昼までテレビを観る。
ふとんから脱出して掃除。
パンを食べて、ラジオ番組の編集。
支度をして出発。
目的地は駅直結なので乗り換えを3回する。
時間どおりに到着。
確かに駅直結の建物が目の前に。
エレベーター乗り場へ行き、到着したエレベーターで最上階へ向かう。
本日は角川シネマ有楽町で『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』を観賞。
わりと小さめのロビーだが、従業員の方々がキビキビとされていて、とても豪華な感じがする。
なんだかワンランク上の映画館といった印象。
(どこが下とかがあるわけではないですよ)
事前にネットで検索した一番観やすい席を確保していたので、勝ち誇ったような気分で座席までゆっくりと階段を降りていく。
着席。たしかにここはスクリーンとの目線がバッチリだ。
開演。
漫才協会の歴史から解説をすることで、よく知らない人にまですぐに概要が伝わる入りが良いし、これからの話に吸い込まれていく瞬間を感じる。
またなぜホームグラウンドである浅草東洋館では、舞台に上がる時は靴を履かないのかという意味も知る。寄席と劇場の違い、これは勉強になった。
さらになぜ漫才協会に入ったのかと進み、ベテラン・中堅・若手問わず、断る理由がないという明確さ。
その裏には誘ってくれる人のあたたかさがあるのだろうなと。
ここから各芸人にスポットを当てていく。
大空遊平さん、かなりさらけ出している。
どんな状態になろうとも舞台に出るという情熱がハンパない。
「片腕」がなくなっても、自分ができることをひたすらに追い求めていく芸人のド根性というものなのだろう。
たにしさんが相方の死を乗り越え、漫談家として舞台に立ち続ける思いも熱い。
いろいろなことがあっても、ともに苦楽をともにしてきたからこそ舞台で生きることが存在証明なのだろう。
ドルフィンソングはいまだ下積み中で笑いもなかなか取れずにいるが、下を向くことはなく笑いに出会って笑いに救われたから、芸人仲間とシェアハウスで暮らしながら上を向いて前を向いている姿が頼もしかった。
高峰コダマさんは謎すぎるけど、師匠への思いがあるから舞台には出なくても漫才協会員であることに強いこだわりがある。
でも一体何をやり遂げようとしているのかは不明だ。
いつかは舞台に立つコダマさんを観たい。
はまこ・テラこは離婚をしてもコンビを続けているだけでなく、今でも仲良く同居をしている。
寝るふとんも一緒。
生活はふたりでやっとなのだろうなというのもわかるが、おそらく生活すらも離れてしまったら成立しない絆みたいなものがあるのかもしれない。
それは普通ならばわからない。
だけど、それがふたりの漫才を明るく照らす原動力なのだとしたら、それはとても良いこと。
ナイツ・塙さんがあることで若手芸人を注意するシーンがいい。
見られることが商売という意識があるから、プライベートでもきちんとするところはしないといけないという教え。
だが、それは塙さんも師匠から教わったことであるという話に、思わずほっこりとしてしまう。
誰も悪い人がおらず、心があたたかくなる内容だった。
芸に笑い、芸に泣き、芸に生きている。
泥臭く地道にコツコツと進んでいるけど、ぜんぜん泥臭くなんかない。
むしろ、このスタイルが本当にカッコイイと思った。
映画館のある8階から駅がある地下まで一段一段階段を歩き、電車に乗る。
帰りも乗り換えがあるが、サクサクと歩いて予定よりも1本早い電車に乗れる。
時間のロスができたので、次の目的地で差し入れを買う時間ができる。
いろいろと吟味して、ある洋菓子店でボックスを購入。
もう少し時間があるからスタバで休憩。
食事前だが花見だんごフラペチーノでゆっくりする。
これウマすぎるわ!
時間が来たので向かいにある焼肉屋に入る。
用を済ませてメニューを見ていると、お相手も到着。
先週に引き続き、ある方との会食。
いろいろな話で盛り上がり、これからのことなども。
今回もご馳走していただく。
すかさず先程購入した差し入れをお渡しする。
良い関係性だけに、私もできるかぎりのことはしていこう。
礼儀がなくなったら終わりだから。
お見送りをして私も帰宅。
『R-1ぐらんぷり』を追っかけ再生。
先に結果を知ってしまったが、街裏ぴんくさんの優勝はうれしい。
数年前に鈴木おさむさんがMCをしていたBSの番組で存在を知り、昨年はこんせいそんさんのライブにも出演されて、生で観ることができて本当に好きな芸人さんのひとりだったのでね。
映画を観たこともあり、やっぱり熱のある芸人が私は好きなんだなと再確認したほど。
溜まっているラジオ番組の編集をしているうちにウトウトしてきたので、深夜1時ごろ就寝。
明日は待ちに待った『路地裏のゲロ』だ。
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