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サブカル大蔵経391福井聖/福谷直人/伊藤かよこ『腰が痛い」と思ったらとにかく読む本』(日経BP)

 学生時代にぎっくり腰して椎間板ヘルニアと診断されてから30年くらい腰痛と付き合っています。ここ10年は月一度くらい施術所でほぐしてもらい調子は良いです。しかし、今年になってから腰に力が入らなくなり、自分で起き上がるのがちょっと大変になりました。で、本書を読みました。

 福谷さんが、学歴や経歴をアピールし過ぎで少し怪しめなんですが、腰痛の最近の研究を何度も紹介しながら、昔のやり方に固執するなと提言してくれます。

多くの方が勝手に腰痛の原因を作り出しているというわけです。p.57

 この一文が腑に落ちました。結局自分たちで勝手なことして、さらに腰に負担をかけて、腰痛を悪化させているということなんですね。私もストレッチの動画見てやりすぎてからおかしくなったような…。

 後半は伊藤かよこさんの『腰痛学校』の要約版。読むだけで、少し安心します。

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今の時代、アプリで、そして書籍で、痛みをコントロールしていくことができるのです。p.6

 アプリかぁ。通わない腰痛治療。

椎間板ヘルニアは、髄液が飛び出しているタイプなら、7割以上が1年以内に自然治癒する。p.26

 そうか、ヘルニアは治ってるんですね。

何が不調があるとき、体がシグナルを発したいときは痛い。けれども普段は全然気にならない。それが健康な体です。p.38

 痛くても普通なんだと。正常な身体。

1日の歩数が上がれば上がるほど痛みが軽減する。p.102

 明快。動けば、歩けば、病みは止む。

 note作業でスマホ依存症なので、とにかく気をつけて動いて歩くようにします。

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