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2019年7月の記事一覧

095:「奥行き感」が削がれて,「向こう側」がやってくる

木の一部が金網で輪切りされているのだが,どこか浮遊しているように見える.金網と緑のシー…

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4年前
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094:「向こう側」を「奥行き」によって隠蔽している

わたしは,この見えない向こう側に対する,決してうかがい知れない外部性を「向こう側感」と呼…

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4年前
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093:「話す・書く・伝える」のテクノロジーから「自分の生活」を意識すること

思考実験として,「話す・書く・伝える」関連技術を個人的に復活させるということを考えながら…

mmmmm_mmmmm
4年前
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092:穴から見える壁と,絵画の周囲の壁が一体のものであることを示した

エキソニモの《Click & Hold》とルチオ・フォンタナの「穴」や「切り裂き」の作品を対比してみ…

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4年前

091:思考実験として,「話す・書く・伝える」関連技術を個人的に復活させる

この「「話す・書く・伝える」100年史」プロジェクトのための2回目のレクチャーに向けて「風の…

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4年前
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090:あたらしいモノのあり方とデジタルデータを「モノ」のように扱うような感覚

前期の授業が終わったので,後期がはじまるまでは何かしら毎日noteを書いていきたいと思う.書…

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4年前
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089:テクノロジーと文化遺産の輪廻転生

エキソニモへのインタビューがきっかけで,テクノロジーと文化遺産について「瀬戸の風景」という展示で映像トークをすることになった. 高度経済成長の断絶 文化遺産を考えるときに「高度経済成長の洗礼を受けたか否か」に一つの節目があるというテキストを読んだ.そこには次のように書かれていた. いわゆる高度経済成長以前の時代は,どのような変化と発展の歴史の中でも,町や村に住む人々の日々の暮らしの位相では,何か一つのアイデンティティの持続というか,永い世代にわたる文化の継承があった.いう