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タヌキは車の進行方向に逃げる

メンヘラだとか、大丈夫?とか言われちゃうから絶対ひとには言わないけれど、

踏切の音を聞いたとき、
高い歩道橋で道路の真上に立ったとき、

飛び込んだら、飛び降りたら
どうなるかなっておもうことがある

勘違いしないでほしいのは、
全然死にたいわけじゃないってこと


そんないわたしの人生
ひどいもんじゃないし
人並に辛いことがあって、
人並に嬉しいこともある

それでもあの音を聞くと、
車のライトがびゅんびゅん過ぎ去るのを見ると、
一瞬心が立ち止まることがよくある

何故だかそういうとき、自分が生きていることを実感する
自分は生き物で、人間は動物なんだって実感する

別に死にたくなんてないから、
一度だって飛び降りたことはないけど、
悩んで悩んで飛び降りるひとも
降りる瞬間はきっと空っぽなんじゃないかな、ともおもう

本能で 野生で 反射で

いまはもういない人のことをおもう
星になったりしないで

励みになります。 ずっと書き続けるのはなかなか難しいことなので。 書き続ける活力です、ありがとうございます。