松尾芭蕉も敦賀を旅しました。敦賀滞在についての芭蕉の文・現代語訳
2024年3月16日、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業します。
敦賀を訪問する方も増えそうです。
今から330年あまり前の元禄2年(1689)8月(旧暦)に、芭蕉も敦賀を訪れていました。『おくのほそ道』の旅の終盤で、金沢・小松・福井などを経て敦賀に8月14日到着。ここに数日滞在しました。
以下に紹介するのは、俳人・東恕(とうじょ)が残しておいた芭蕉の文です。「デジタル版日本人名大辞典+Plus」(講談社)によると、東恕は敦賀の人で、支考(芭蕉の弟子)に俳諧を教わったのだそう