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映画「アンダー・ザ・シルバーレイク」

映画館のポスターのみで前情報なしで見に行ったが、単純に面白いとか、面白くないとか、そういった次元ではない映画であった。ただし、めっちゃオシャレ。サブカル好きアラフォーからその上の世代は刺さる人が多そう。モチーフとして、マリオやゼルダの伝説なんかも出てくるし…。イイね!

主人公はおそらく30代で現在は無職。家賃滞納で家を追い出されそうになっているが、ダラダラしているのみで、仕事を探そうともしていない状態。

ここで一つ余談を。主人公を演じるのはアンドリュー・ガーフィールドなのです。彼が演じると「オタク男子」として見ればよいのか、それとも「イケメン男子」として見ればよいのか悩みますよね?だって実物はかなりのイ・ケ・メ・ンだもんね。ねっ、ねっ、ねっ(同意を強要するよ)。
しかし、今回もアメージングスパイダーマンと同じでオタクバージョンでした。。ホントそうなの?その設定正しいの??

不思議なのが、主人公はオタク設定のはずが、美人なセフレがいたり、ナンパもお手のもので、初めて会うイケてる女の子といい雰囲気に持ち込むのもうまい。やはりオタクではなく、イケメン設定なのかしら。まぁ、オタクだからといってモテないわけではないのですが…。モヤモヤ。さらに、寝てしまっていたのか?と思うほど、主人公の設定がよくわからないまま進んでいくのです(ワタクシ、一瞬も寝ていませんでした)。

ストーリーとしては、一人の無職のオトコが家賃滞納で家を追い出されかけている。そんな時、アパートの共用プールで美女を見つけナンパし、その美女と次の日に彼女のアパートの部屋で会うことを約束していたが、次の日に家を訪れてみるともぬけの殻だった。そこから美女の消息を探し始める主人公。そんな時、大富豪と娼婦の焼死体が見つかってーー。

というものです。「シルバーレイク」という土地を舞台に、美女の消息を探しているうちに、まるで迷路にはまってしまったかのように、さまざな場所で、いろいろな人たちと出会うことになる主人公。

そこではまぁ~~~、アメリカのオシャレな場所や人がたっっくさん出てくるのです。ホテルのルーフトップバーや、教会の中でのクラブパーティー、地下にあるお墓を使ったバー(罰当たりな!と思わずにはいられなかったけど、おっしゃれ~!)が出てきたり、お金持ちのオシャレなホームパーティーが催されていたりなど、アジアは日本育ちの私からすると、すべてがぽか~~んですよ。この文だけで何回「オシャレ」という単語を使ったことか…。「オシャレ」以外の言語が出てこなくなるくらいの「オシャレ感」です。

なぜ、こんなにオシャレ(しつこい)な場所やイケてる人たちと出会うかというと、それは「シルバーレイク」という土地柄にあるのです。ハリウッドのほど近くにあり、俳優を目指している人や、業界人、その他、何らかの野心を持って出てきている人が住んでいる土地だそうです。

公式サイトの町山智浩さんのコラムを読んでもらうのが一番わかると思うので、そちらをどうぞ!私もそのコラムで知りました。

映画自体としては、一人のうだつの上がらない(失敬!)いろんなことに未練たらたらで決意がない男子の……ではなく、オッサンの(こちらも失敬!)白昼夢といった感じでしょうか。

日本人未婚40女が言いたいこととしては、「アンタ、そろそろ仕事探しや!」かな…。やはり女は情緒がありませんね。へへへ。

これも素敵なポスターだね。おっしゃれー。足、キレイー!

#映画 #感想 #コラム #アンダーザシルバーレイク #041 #1101

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