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【対象は全世代③】”まちの保育士さん”として顔の見える関係をつくる!めぐろあそびばねっと〜相談としての場〜

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

まちの保育士さんことごってぃが活動している「めぐろあそびばねっと」

前回は、ごってぃの原体験や、保育士からの活動を始めるまでお話でした。
今回は、子育てって一人で抱え込みがちだし、相談することが難しいよね。というお話です。

▼以前の記事
①活動の紹介
②活動ができるまで


めぐろあそびばねっと
Webサイト:https://meguroasobi.wordpress.com/
fecebook:https://www.facebook.com/MeguroPlay




■子育て相談としての居場所


【子育てを相談することのむずかしさ】


プレーパークで、
子どもを遊ばせながら悩み相談をすることもあります。


子育てに困っている人を対象に、
相談しに来てくださいとか言っても来ないんですよ。
遊んでいる中だと、なんか最近全然ご飯食べなくてねとか、
そういうことを話しだすので、その方がお互い話しやすいのかなって思っています。


やっぱり関係性がないと、
こんなこと聞いていいのかな?って思ってしまって
あらたまって相談に行くほどのことなのかな?とか、
本当にそれはよくあって、

遊びながらささいに見える話を誰かが言って、
他の人が、「そうそう、やるやる、だって面白いじゃない」とか、
って話していると、
他の人もこういう話も聞いてもいいんだって思って、悩みを相談したりできる。


そういう関係性が面白いと思うし、それが必要だって思ったりしていて、
保育士をしていたこともあって、いろんな子どもを見てきている。

子どもの成長を学んできていることもあり、
延べ1000人ぐらいは見てるから、だいたい何かケースに当てはまることも多く、アドバイスはできるよみたいな感じで話をしています。

本当に愚痴から始まる子育て相談みたいな、そういう場も親からすると、
すごく必要だと思う。


【子どもも相談したい・気をつけていること】


相談したいのは、親だけではなく、子どもだって相談したい!


本当に、その子その子で全然悩みも違うし、
親もそうだけど子どもも、なんかこんなことを悩んでるって言ったりしています。

でもそれも、
相談があったら聞くから、相談に来なさいって言ったって来ない。
遊んでいると、こんなことがあって、みたいなことをポロッと言ってくることがある。


そういう時に、ごってぃがすごく気をつけていることがあるといいます。

例えば、先生のことで悩んで相談をしてきた子に対して、
「それは嫌な先生だね」とは絶対に言わない。


怖いんだって言ったら、「怖いんだね」とは言うけど、
「怖いのはいけないね」とか、批判はしないことに気をつけています。


そこをすごく気をつけて言わないと、やっぱり愚痴っていると、
共感してくれると思って正当化や、自分が正しいと思ったりするのが、
人間ならあるので、大事にしているポイントです。



【限定されない安心感】


誰でも来ていい、そういった場にしたいのには、
こんな理由もあります。


例えば、子ども食堂でも、貧困の人いらっしゃいとか言ったら、
もう嫌じゃないですか。

あそこに行っている子は、貧困なんだよみたいな感じになる。
学習支援だって、低所得の家庭の子を10名募集します。ってやっていると、あそこに行ってる人は定所得っていっているようなもの。


自分が子どもだったら絶対行かないって思うし、
中学生ぐらいになったら思春期になり、
そういった人との違いや周囲からどう見られるかに敏感になる。
だからこそ、誰でもどうぞっていう感じでやっていきたい気持ちがあります。


困っている人がいたとしても、
誰でもっていっている中で、困っている人が紛れ込んでいればちょうどいいんじゃないかな。
そう感じています。


【そうじだって嫌いじゃない】


子どもたちは、お掃除もみんなで手伝ってやっています。

火をつかった時は、消し炭を水に入れるとジュワーってなる。
それが楽しくて、取り合いになっているそうです。


子どもって片付けること嫌じゃないんですよ。

片付けることを仕事にされるから嫌で、片付けることが遊びだったら、
むしろデッキブラシでチョークを落とすのは、人気で、
デッキブラシの取り合いをしています。

4時半からって言っても、4時過ぎるとデッキブラシのキープが始まるそう。

それでも、誰かがやらしてって言うと、変わってあげられる。
自分が楽しいと思うことはちゃんと分けられる。

とお話しくださいました。


【機嫌の良い環境】


「親や先生がご機嫌でいられる世の中にならないといけない。」
これは、私が、子どものことを考えた時に、
「親がご機嫌である必要がありますね」とお話しをしたら、
ごってぃが言っていた言葉です。

先生も含めて、子どもに関わる人全てがご機嫌
というのがキーワードとしてありそうです。


大人が機嫌がいいから子どもも機嫌がいい。
みんなで機嫌よくしてないと、機嫌がいい循環を作っていけない。


楽しい楽しいって言ってれば、ずっと楽しい。
ちなみに、ごってぃは、申し訳ないと感じるくらい
「いつも楽しくて」といいます。


たぶん小さい時からそうなんだって思うから、
それが当たり前でいられているというごってぃのお話しを聞いて、

だからこそ、小さな頃からのご機嫌の積み重ねって大事なんだなと感じました。

つまんないのを人のせいにしないで、
なにがあれば楽しいを作り出せるか!!
そんなことを発想しつづけたい。

とお話しくださいました。


■最後に


最後までありがとうございました!

相談するのって難しいですよね。
なかなか、こんなことを相談していいのかな?って思うもの。
私の複業先でも、本音を言う前に様子見のお話をする人も多いです。
どんなことをお話しても良い場で、聴いてくれる場だとわからないと言いづらいですよね。
そして、できれば少し関係性がある人に伝えたいということもありそうです。

次回は、限定しないみんなの場って具体的にはどういう場なのか、
全世代って?コロナ禍での出来事などをお伝えします!

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