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【保育士さんが始めた居場所⑥】場づくりから、顔の見えるまちづくりを! 『こどもば』 〜大切にしていること〜

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

前回は、こどもばの、
学習を通じた居場所についてお話しました。

今回は、こどもばが、大切にしていることを中心にお伝えします!

▼以前の記事
①活動紹介編
②活動ができるまで
③地域のこと
④食を通じた居場所
⑤学習を通じた居場所

こどもばさま
Webサイト:https://megurokodomoba.or.jp/
fecebook:https://www.facebook.com/megurokodomoba/
note:https://note.com/megurokodomoba/



■大切にしていること


【こどもばWebサイト】


こどもばさんのホームページは綺麗で、わかりやすいです。
知り合いの紹介で、プロボノで作ってもらったといいます。


こちらの要望もいろいろ細かく聞いていただいて、
内容とか、雰囲気とか、
子どもが相談できるようにLINE相談とかを入れたりしました。


いつでも、「声を受け止めるよ」っていうようなメッセージを
載せたくて、LINE相談を作りました



すごく可愛いデザインも作ってくれました。

すごく好評でWebサイトができてから、
ボランティアさんの問い合わせも増えてきた感じです。


こどもばの、更新情報はnoteでやっています。
こどもばのnoteはこちら


【心がけていること】


横山さんが心がけていることとしては、
方針というか、軸をしっかりもって、
関わってくれる、スタッフやボランティアの方に伝えて
います。


子ども食堂でいうと、メディアなどの取り上げ方を含めて、
イメージができていると感じることも多いといいます。


例えば、貧困で、困窮家庭で、お腹を空かして、とか・・・
そういう子たちの場所なんだね。という感じで、
イメージされていることもあります。


ボランティアさんも、そういう子って目黒にもいるんですか?
という感じで来る方もいます。


来てみて、そうでもないんですね。なんかスマホ持っているし。
イメージとなんか違うなとかって思って、
1回来てその後は来ない方もいたりします。


それはそれで仕方がないことだし、自分の想いえがいていたのと違う、
無理してきてくださいということではないです。

ただ、そういったイメージもあり、


ギャップを感じることもあると感じたので、
自分たちの想いはこうですよ。
とお問い合わせしてもらった時に伝えるようにしています



自分たちはどういう趣旨で、
子ども食堂を運営しているのか、
居場所活動を始めたか、きちんと伝えています。


食を通した居場所作りとしてやっていく地域の場です。
対象者も限定しないで、特に困窮家庭とか限定せずに、
誰でも来れるような場所にしていますよ。
楽しい場所にしようね。

と、想いを伝えることを、心がけています。


【楽しいことをしているから心が緩む】


食べるって楽しい。
楽しい居場所にしたい
という想いで、
食を通じた居場所を当初から思い描いていた横山さん。


おいしいものを食べていると、楽しいし、
そういう時って、ちょっと心も緩くなってね。
ふと、つらい気持ちや、自分のことも話してくれるかもしれない
そんな気持ちもあります。


今でもそうですけど、親御さんとかも一緒に、
なるべくボランティアさんも一緒に食べていて、
家だとあまり食べないけど、ここだと結構食べるんですよね。
とか、話をしたりしています。


それは、みんなで食べるっていうのは、結構効果があって
みんなで食べるから、自分も食べたいなって、
気持ちになったりしています。

相談というか、おしゃべりの中でちょっと引き出すとか、
ちょっと悩みを受け止めてくれる。
そんな感じが今までもあり、

親御さんも
すごく救われます。
月に1回でも、少しほっとできるところがあって、ありがたい。
と言ってくれています。

そういう意味でも食べるのがいいかなと思っています。


【中高生は大変】


地域の中で、子どもの居場所を、食、遊び、学習という
いろんな面で考えているこどもばさんですが、
中高生の居場所はとても必要と感じています。


スタッフの中に、目黒区内にもプレーパークを作りたいと、
活動している方もいて、
小学校の時は来ていても、中学生がなると来なくなっちゃうよね。
という話をしています。


引きこもりとか、不登校は、もちろん小学生もいますけど、
結構、中学生が多くて
不登校の子も含めて、どういう場が行きやすいかなとか、
学習を必要としてるのかなとか、
もっと違う形の、サードプレイスとか。


自分がそのままで、ありのままで、いられる場所ができればいいな


と思って、いろんなところで連携してやっていければと、
ちょっと模索しています。


本当に時間に追われていて、勉強もそうですけど、
疲弊しちゃってる子が多いのではないかなと思うので、

小学生から中学生になると、
生活スタイルや、いろんな面でギャップがあるので、
ありのままでいられる場所を作りたいです。


■最後に


最後までありがとうございました!

本当にイメージってありますよね。
子ども食堂=子どもの貧困と結びつけられることも多く、
そうすることで、行けなくなってしまう子も増えてしまうんじゃないかとも思います。

食べるって楽しい!
このキーワードとても響きました。食べるのってみんな好き、食べるって必要、ではなく、「楽しい」という表現が素敵です。
確かに、美味しいものを食べると自然と笑顔になりますね。

次回は、こどもばさん最終回です。これからのことを中心にお伝えします!

また見てもらえると嬉しいです😊

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