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孤独は自由

作家の星野智幸の「一瞬の共同性を生きる」(新潮に寄せた文章)の中からの言葉

「そこに所属しているという意識から、

そこを自分が所有しているという意識に変わったとき、

共同性は排他性へと変質する。」


集団に所属していると安心感があるのは事実。

集団の中での同調圧力が起こった際に

それに

屈することがないと

その後

疎外が始まる。


共同体という集団において

同じように考えること

同じように行動することが

強制され

そのようにしない場合には

村八分となる。


以前の社会状況の中では

村八分とされると

生きていくことができなかったけれども


現在は

十分に

生きてゆくことができる。


集団の種類にもよるが。


人間の

集団への所属から

集団の所有、支配と

変貌することで


集団への帰属する安心感から

集団への支配する欲望と変わる。

表裏一体の関係。


固定された集団の中で

それは

起こりやすい。


それを防ぐためには


多くの集団に所属することで

孤立を防ぐということ。


または


孤立、孤独を

はじめから

選択するということ。


そう考えると

苦しむことなく生活するために

孤独を選ぶ。


孤独は

多くのことから解放される

自由であるということ。


孤独は自由だ。


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