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心の葛藤が起きる理由


心理を学んでいると、周りの人からよくこのような質問を受けます。

「どうして心の病気になるの?」

さまざまな理論や考え方がある心理学では、これという明確な答えはないと思います。

私が1番しっくりきた、というか、わかりやすいと感じた心の構造をお話しします。

ロジャーズの 自己一致の概念 です。

【自己概念(構造)】
自分自身、つまり自分の性格、身体的特徴、能力、価値観など、丸ごとの自分

【体験】個人に体験されるすべてのもの

2つの円の重なりが多いと自己一致
      =心理的に適応している状態。
円と円が離れていくほど心理的不一致
      =葛藤している状態。

2つの円を近づけるためには、他者や文化的な環境から取り入れた価値観を指針にするのではなく、自分自身に無条件に積極的関心を向けることです。

自分の評価の所在を自分の外側に置くのではなく、自分の内側に置くこと。

心がいっぱいいっぱいになってしまうとき、堂々巡りの負のループに囚われてしまっている状態になることもしばしば。
そのようなとき、自分の真上にドローンを飛ばすイメージで、この円のことを思い浮かべてみるのもいいかもしれません。


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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