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「これから」をあきらめない

・「自分」の事なのに自分では何も決められない
・「なりたい自分」や「したいこと」が分からない

私のところにはこんな方が多く訪れます。
優柔不断という言葉がありますけど、もうその域を超えてしまって「生きづらさ」を感じるレベルにまで達してしまっています。

そしてそんな「決められない自分」や「どうしたいのか分からない自分」を自分で責めてしまい、自分を否定してしまうことで余計に不安を募らせてしまうんです。
アダルトチルドレンの方は、特にこの傾向が強く表れます。

ですがカウンセリングで自分の過去を振り返り、その時の自分を思い出すことを重ねるうちに、これは「自分のせい」では無かったことに気付かれます。

精神的な自立を「外的要因」によって阻害されて自分では何も判断させてもらえなかった環境の中で、そのような生き方を身に付けなければ生き抜くことが出来なかったことにも気付かれます。

そして子供の頃の夢や「なりたかった自分」を思い出す方もいれば、これから「なりたい自分」を決めていけるようになる方もいます。

大切なのは「諦める」ことと「諦めない」ことです。

これまで過ごしてきた時間を過去に戻って取り戻すことは出来ません。
ですが、「今」と「これから」は自分のために生きることが出来ます。

自分の過去を振り返り、その時々に感じたいたことや思っていたことを思い出し、その時に自分がしていた経験を言葉にし、そこにどんな想いや「こうして欲しかった」という願いがあってもそれらを叶える(叶えてもらう)ことが出来ず、悲しかったり寂しかったりという感情があったとしてもそれらを「事実」として受け入れ、過去に起こった出来事を変えることは出来ないと「諦める」こと。

けど「これから」はまだ自分次第でいくらでも変えていけること、変わろうとする努力を続けていれば必ず「望む自分になれる」と信じ、自分の人生を諦めず、挑戦する勇気さえ持てればそこから少しづつ、生き方が変わっていきます。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます