どうも。地方公務員を早期退職して1年経過した、俺です。

突然の訃報

ついこの間のことだ。
新聞の慶弔欄を何となく見ていて。

そしたら、発見してしまった。
同じ仕事（地方公務員）をしていた知人の名前を。

まさかと思ったが、年齢と居住地域、名前が一致している。
まず間違いない。

俺は早期退職したけど、かの御仁は同じタイミングで、定年退職した。
つまり６０歳を超えたばかりだ。

じわじわと、俺は仰天しだした。久々に髪の毛が逆立つ感覚を覚えた。
まあ髪の毛ないんだけどｗ

「あの人死んでもうてるやんけ」

同じ職業だったのでまったく縁がなかったわけでもない。
というかむしろ、お互いよく知っていた。

本県はやたら広いので転勤すると同時に転居を余儀なくせねばならん事情がある。

その方とは何度か同じ地域の職場になったこともあり、研修会なり会議なりで顔を合わせたことは何度もあったし、生活本拠地が近かったせいで、休日に立ち寄った食堂でたまたま出くわしたこともあった。

年齢も離れているし、さほど親しい仲でもなかったので、退職後のことについてはまったく知る由もなかったが。

退職者の突然死

しかし、こういうパターンは現役中にもあった。
誰それが退職したらすぐ亡くなった、という訃報が入ってくる例のアレだ。

あるいは病気を患っていても、仕事をしている間は気を張っているので何とか持ちこたえる、だけど退職したとたん、一気に体調を崩してしまう、とかあるかもしれない。

しかし、言っちゃ悪いけど俺はそんな人生は正直、嫌だなと思った。

俺たちは普通、４０年とか働くわけじゃないですか。
定年退職後すぐ死んじゃったら、自由な時間はほぼ無かったのでは？

亡くなった御仁は１年弱だけでも、自由を満喫できたのだろうか？？
実は病気で思うように体が動けなかったりしたのでは？？

定年を迎えて、やれやれ、さあこれから第二の自由な人生だ、なんてご機嫌になったとたん、いきなり医者に余命宣告なんかされたら、ごっつ悔いが残ると思う。

くっそぉ～、俺はまだ生きるぞ。

俺だっていつ死ぬか、わかったものではないけどね。
嫌だよ、まだ死にたくないよ（泣）
（でも何の前触れもなくこのnoteの更新がストップしたら、その辺で野垂れ死にしたと思ってください）

幸い、この前の健康診断の数値はすこぶる良かった（仕事辞めたら良くなってたｗ）。
でも退職前１～２年の間は今まで罹ったことのない病気がやたら増えていたし、あのまま働き続けていたらどうなっていたのやら。

危なかったな！

現役最後の年、早期退職するか、あと10年働き続けるか、非常に迷っていたんだけどね（定年延長の通達があったので、正確にはあと15年労働期間があった）。

不謹慎ながら、あえて俺は早期退職して良かったのだと思いたい。
思いたいのだ。2回言うな。