『木曜組曲』
程よい女性同士の探り合いです。
恋愛が絡むと、めんどくさく、
感情的な場面が増えてしまいますが
この本は、恋愛なしの本当にただの探り合いです。
そこがまた、ドキドキにやにやさせてくれます。
“本当のことよ。”って言われれば、
言われるほど疑心暗鬼になってしまうのは
何故なのでしょうね(笑)
テンポもよく、語り手が変わっていくのですが、章が変わると語り手がが変わる。ではなく、スッと変わっていくのですが、
こんがらがることなく、脳内でも切り替えができるので、ノンストレスで楽しめます。
恩田先生は、登場人物がたくさんいても
読み手を困らせないのが、本当にスゴイです。
木曜日におすすめです(笑)
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