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黄金道路 #4

 近年、多くの人によって、アイヌ語の保存運動、アイヌ文化の継承運動などが沸き起こっている。
 室蘭本線白老駅から歩いて10分ほどの所に、白老アイヌ民族博物館(ウポポイ)がある。民族共生象徴空間として、2020年4月開業予定であったが、新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。その後感染防止対策を徹底して2020年7月12日開業した。

 札幌大学の本田優子教授が中心となってウレシパ・プロジェクトが2010年の春から札幌大学文学部で開始した。
 そのプロジェクト(ウレパとはアイヌ語で「育て合う」という意味。ローマ字で書くと urespa となるが、s の後に母音がない。このように母音がない音の場合にはカタカナ表記では小文字を使うのが一般的)がアイヌ文化の振興に寄与している。

 また、アイヌの人々の誇りが尊重される社会の実現に向けて、アイヌ民族文化財団が中心となり、アイヌの人々の民族的な誇りが尊重される社会の実現と国民文化の一層の発展のために日々奔走している。

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