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高校野球、夏の大会は見えない何かの力、風を感じる。(エッセイ)

甲子園には魔物がいる。
ほとんどの方が一回は聞いたことのある
フレーズではないだろうか?
けれど、この魔物というもの、甲子園では確かに魔物だが地方大会となるとまた違う気が私の中ではしている。
なんというか、地方大会でも確かに魔物はいる。強豪と言われる学校が一回戦で姿を消してしまったり、少しのミスが連鎖し、一気に崩れてしまったりした時。
けれど、この魔物とは違う見えない力、風を感じる時が地方大会にはある。

高校3年生は最後の大会。
負ければそこで部活は引退。
今までしてきたことの集大成の場。
負ければ、終わり。
そんな大会だからこそ選手達は秋、春の大会よりも力強く、感情を爆発させ、ハツラツと、時には荒々っぽく、大会に飛び込んでいく。
学校生活でもなかなかしないであろう表情(かお)を一瞬一瞬今この時に映していく。辛かったことのほうがもしかしたら多くて、苦しくて、嫌になったことが何度もあったかもしれない中でも、夏の大会が訪れると、その事全てを一旦忘れるかの様にグラウンドへと飛び込んでいく。
そんな姿は、見ている私の気持ちを動かし、羨ましさと懐かしさを感じさせる。そして、そんな選手たちの姿は独特とした大会の空気の中でも、見えない力となって自分達のチームを包むように思う。悪い力も、いい力もあるけれど、ただグラウンドにあるのは、砂についたスパイクの跡と、白い白線。
そして、そんなグラウンドに宿るのは、
選手たち一人一人の見えない力。(きもち)のような気がする。

題名とは違うnoteにもしかしたらなってしまっていて支離滅裂かもしれませんが
ここまで読んで下さりありがとうございました。





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