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10 車の運転の仕方で目から鱗だったこと(エッセイ)

皆さんは車の運転、しますか?
私は車を運転します。(オートマ)ですが、免許を取得したときから芸能人の方が企画でドリフトなんかしてるのを見ると、胸がおどります。
けれど、一度車をぶつけてしまったことがあり、それ以来暫くは、運転を控えていました。
本当に悲しくて、怖くて、もう絶対に運転はしない。
自分が運転しなんてしたらいけない。
そう、思っていました。
けれど、ある有名な車を題材にしたアニメのイッキ見を見て、ものの見事にハマってしまい、
“また、車の運転をしてみよう。”
そう、思わせてもらった。
それからはもう一度運転の仕方や知識を身に着けよう、と動画サイトで検索の日々。
そんな時、ある元レーシングドライバーの方が、運転の仕方を解説している動画にたどり着いた。
その方が仰言っていた中で一番印象に残った言葉。それが、
“車をちゃんと目的地まで連れて行ってあげる”という言葉だった。
その言葉を聞いた私には、目から鱗。
そんなこと考えたこともなかった。
車は私達を目的地まで連れて行ってくれる乗り物。私はその車を操り、運転をする。そう思っていた。
でも、さっきの言葉を聞いたら、どうだろう。私の中で少し何かが変わった。

車を運転する。それは、鉄の塊という、
使い方を間違えれば命を奪ってしまうもの。その怖さを、改めて感じてる。
運転する以上、いつ、どんなときに自分がどうなるか分からない。
そんな恐怖はいつも思う。慣れが怖いと思う。それでも、便利だから私達人間は車を運転をする。
前までは車が連れて行ってくれた。
今では、車を連れて行ってあげる。車と一緒に出かける。

そう意識を変えるだけでも、
もしかしたら運転の仕方は変わるかもしれない。少なからず私は変わった。

今も、ずっと、そうしていきたい。

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