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好きになる。じゃなくて、もはや惚れる(エッセイ)

温かくも風が少し強い日に訪れたイベントで、列をなしている出店屋さんがあった。

あまり列が長いと、諦めて購入しない事が多い私と、一緒に来ていた父母だが、この時販売されていた食品がどら焼きであった為、並んで購入してみることに。

列になっているといっても何百人並んでいる訳ではなく、20人弱の列。

それでも周りのお店に比べ、人の列は多かった。

どら焼きはどれも珍しいメニューのどら焼きばかり!

🍡さくらあんどら焼き
🍡どら焼き
🍡くるみクリームチーズどら焼き
などなど…。

可愛く、美味しそうなどら焼き。

私達は、さっそく購入したどら焼きを食べてみることに。
ちなみに、私が食べたのはくるみクリームチーズどら焼きだ。

一口、口に入れる……

あんこには一口では辿り着けなかったものの、私はときめいたっ。
「どら焼きの皮おいし〜〜!!」が、一口目の感想。

本当に美味しかった。

皮自体は薄いものの、モチモチしていて程よく優しい甘み。ず〜っと噛んで味わいたくなる美味しさ…。

私は一口で、このお店のどら焼きを好きになった。嫌、このどら焼きの味に惚れた。あんこも小豆だけではなく、さくら、白あんなど多種多様。

本当に目を引くどら焼きばかりだった。

女性二人で運営しているこちらのどら焼き屋さんは、イベントでおもに販売されていて、工房での営業は月に2日ほど。

もしまたご縁があったら、絶対もう一度食べたい!

それ程、美味しく、魅了される味。

惚れて、惚れて、一途になる味だった。

出会えて、本当に良かった。

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