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些細だけど、微笑ましくて(エッセイ)

本当に些細で、小さい事なのだが、キュン…としてしまった事があった。

スーパーへ買い物へと出かけた日。
買いたい買い物を済ませ、スーパーの出入り口へ。

すると、私より少し前にスーパーに入店してきた、小学生くらいの男の子と女の子が居たのだが、兄妹か、友達か、いとこ同士かわからないけれど、二人は手を繋いでスーパーに入店してきたのだ。

妹らしい女の子が、入口が映る鏡に自分が映っているのを見て『あ、〇〇が映ってる!』と話していて、とても楽しそうだった。

お兄ちゃんらしい男の子は、それに対して特に反応をすることはなく「何買うんだっけ?」と近くにいた親御さんに聞いていたけれど、そんな感じが『家族』だなーっていう感じがして、私はムフフ、としてしまったのだ。

私は一人っ子で、兄弟はいない。
小学生の頃は、母方の祖父母の家で従兄弟と遊んだりはしたけれど、手を繋いだという記憶はない。

友達や小学校の集団下校の時に上級生の子と手を繋いで下校するのとは、やっぱり違う。

兄弟という間柄で、小学生でもそれなりに大きくなってからも、お兄ちゃんと妹で手を繋いでいることが、私には微笑ましくて、羨ましい事でもあったのだ。


兄妹の居るnoterさんはどうなのでしょう?

小さい頃、お兄ちゃん、お姉ちゃん。
弟、妹と手を繋いだ事はありますか?

もしあるのでしたら、その思い出、大切にして欲しいなと、一人っ子の私は勝手ながら思ってしまいます。

綺麗事ばかりでない事もわかっています。

けれど、そんな些細な事でも私には出来なかった。体験できなかった。

そんな、温もりなんです。




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