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北海道湯巡り日記

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筆者が気ままな旅で訪れた北海道の温泉を紹介 不定期更新
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【至福の温泉】"フロ"ンティア

北海道のへそ、富良野市から列車で15分ほどにある上富良野町 そこで立ち寄ったのが 『フロンティア フラヌイ温泉』 風呂とフロンティアの駄洒落かと思いきや 本業はホテルのようである 建物は年季が入っているが よく手入れされている 泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で やや鉄臭がする 31℃の源泉をそのままかけ流している浴槽と 41℃まで加熱した浴槽の二つがあり 地元の常連らしき方が交互浴を楽しんでいた 私もそれに倣って交互浴 なるほど温泉で交互浴とは贅沢な体験 源泉が31

【至福の温泉】強アルカリ性!十勝屈指の美肌湯

『うらほろ留真温泉』 帯広市内から東へ車で90分 浦幌町の市街地から20分の町外れの 山間にあるのが『うらほろ留真温泉』 発見されたのは明治30年頃と 歴史は芽登温泉に匹敵する この温泉の特徴は強アルカリ性の泉質で PH値は驚異の10.0 これまで入浴した北海道の どの温泉よりも高値ですべての浴槽がかけ流し 良質な温泉を存分に味わえる 浴室は洗い場が15ほど 浴槽は水風呂、ぬるめ、高温、露天の 4種類でサウナも完備 予約すれば家族風呂も利用できる 入浴すると透明でト

【至福の温泉】オベリベリ温泉 水光園

つくづく帯広市内は温泉施設が 充実していると思う 国道38号線に面した看板が目印の この温泉は490円とリーズナブルな お値段なのに濃厚なモール泉が 楽しめる入浴施設 タオルのレンタルも130円?と格安で シャンプーやボディソープも備え付けなので 手ぶらで来ても大丈夫 浴室内は洗い場20くらい 内風呂2つに露天風呂も2つ サウナというか蒸し風呂?がある 全体的に湯はぬるめで 露天風呂ではテレビを観ながら ぬるりとした濃厚な温泉にゆっくり浸かれる 食事処はついていない

【至福の温泉】秘湯・然別湖温泉

大雪山国立公園内にあり 北海道で一番標高が高い位置にある然別湖 そのほとりに佇む『然別湖温泉 ホテル風水』 温泉からみえる然別湖と『くちびる山』は美しい 然別湖周辺の宿泊施設はここだけ 帯広市内から車で90分とほぼ秘境 周囲は飲食店はおろかお店もない 最寄りのコンビニは車で30分ほどの 距離にあるとのこと 源泉かけ流しの温泉は 塩化物・炭酸水素塩泉で鉄分が多く濁りがある 見た目はよくある観光ホテルだか 温泉は玄人向けで 湯はかなり熱く内風呂は42℃ 露天風呂は40℃前

【至福の温泉】夕陽と利尻富士と温泉と

『てしお温泉 夕映』 北海道北部の日本海側にあり 温泉や客室から水平線に沈む美しい夕陽が見える 少し視線を右に向けると北海道の名山 『利尻富士』こと利尻山がみえる 『てしお温泉 夕映』の魅力は 眺望だけではない 温泉の泉質もまた道内では異質の存在感を放つ 茶褐色の湯は含ヨウ素-塩化物強塩温泉で アンモニア臭が特徴 温泉レビューには鼻を刺す強烈な臭いと 書かれているものもあるが 個人的にはそこまで気になる臭いではない 湯は全体的にぬるめで 長時間湯に浸かることができ

【至福の温泉】天の川のほとりで

『上ノ国国民温泉保養センター』は 北海道に15ある国民保養温泉地のひとつ。 隣には清流、天野川が流れている自然豊かな 場所にたたずむ。 上ノ国町は海の町でもあるが 海岸から車で20分ほど内陸に進んだ 湯ノ岱という地区にこの温泉はあり 入口付近の看板には『湯ノ岱温泉郷』の 名がある。 現在は『上ノ国国民温泉保養センター』しか 見当たらないが、かつては温泉旅館などが並ぶ 場所だったのだろうか? 泉質は炭酸水素塩泉となっているが 鉄も含まれているのか、臭いはやや独特 北海道で炭

【至福の温泉】サラブレッドの産地にて

『みついし昆布温泉 蔵三』 北海道新ひだか町『道の駅 みついし』の 隣にある温泉である 昆布温泉の名の通り 湯船に昆布が浮かぶ ここ、新ひだか町は『日高昆布』の 産地でもあり、良質な昆布が 施設内のレストランだけでなく 温泉にも使われている点がユニーク 浴室内は温度の違う内風呂3種類と露天風呂 サウナがある 露天風呂は船の形になっており 波の音を聞きながら入る湯は格別だ レストランやマッサージチェアがあり 心と身体を癒す施設が整っている

【至福の温泉】日本随一の蕎麦の里で

『せいわ温泉ルオント』 北海道で蕎麦といえば幌加内町 市街地から少し離れた道の駅にある 『せいわ温泉ルオント』 真新しい建物から察するに 最近オープンしたのだろうか? なかに入ると蕎麦屋と足湯とお土産コーナー 奥に温泉がある 受付で入浴券を購入し、いざ温泉へ お湯はナトリウム-塩化物泉で透明な湯 身体がぽかぽかになる 38~42℃の3つの浴槽と寝湯、露天風呂がある 全体的にぬるめでじっくり湯に浸かれる 優しい温泉だ 露天風呂は蚊帳つきで虫が入ってくる心配なし 虫が

【道の駅めぐり】ガーデンスパ十勝川温泉

その名の通り十勝川温泉の 温泉街にある道の駅 比較的新しい施設で内装はかなりきれい 温泉プールや足湯がついており飲食店も充実 日帰りで楽しめる道の駅だ 足湯はタオルが販売している また、足に被せるビニール袋も 販売されておりお湯に直接肌を 浸けたくない方や、服装の都合上 足を出せない人などに対応している ところがユニーク 温泉プールも水着や浮き輪はレンタル できるので、準備や片付けの心配もなし 帯広市内からも車で30ほどで行けるので 十勝のドライブルートに組み込んでみ

【至福の温泉】地元尽くし

『しほろ温泉 プラザ緑風』 宿泊、温泉、食事、パークゴルフなどを 楽しめる複合施設だ そして士幌町の道の駅のひとつでもある。 来た目的はもちろん温泉。 あいにくの雨模様だが温泉には 良い気温となった 今回はずっと気になっていた 入浴+食事プランを選択 入浴だけなら券売機で入浴券を 購入するのだが、食事つきプランは ホテルのフロントで申し込むらしい レストランの開店まで時間があるので 先に温泉を楽しむことにした タオルをレンタルしようと 券を購入し受付に持っていく

【至福の温泉】夜更かしの朝に

今回、お邪魔したのは『天然温泉ホテル光南』 このホテル、早朝から日帰りで温泉に浸かれる 貴重な施設であることはもちろん なんと『朝食つきプラン』があり 900円払うと朝食バイキングが食べられる とても素晴らしいホテルなのである ※ちなみに1100円で夕食付きのプランもある  シャンプーやボディソープは浴室内に完備 各100円と良心的な値段で バスタオルとハンドタオルがレンタル可能 なので思い付いたときに手ぶらで 訪れられる点が良い 浴室に入ると浴槽までの通路に沿って

【休日のすごし方】疲れた日常に一息

帯広市内はデイユースできるホテルがある。 今回は『スーパーホテルプレミア帯広』へ スーパーホテルは全国に展開している ホテルチェーンで良質な睡眠と温泉がウリの ホテルである 『スーパーホテルプレミア帯広』は 源泉を堀あてたわけでなく 同じ十勝地区のしほろ温泉の湯を 使用しているようだ 透明なナトリウム泉でアルカリ性の とろとろとした湯が肌を包み込む 浴室は黒を基調とした落ち着いた空間に 洗い場が4つと湯船が1つとコンパクトに まとまっている デイユースで利用する利

【#泊まってよかった宿】帯広の中心で

今回泊まった宿は 『白樺の湯 ドーミーイン帯広』 共立メンテナンス系列の強みである 『食』と『温泉』を大いに楽しめる宿である お風呂上がりのアイス、夜泣きそば 朝風呂の時に飲める乳酸菌飲料がすべて無料 朝食はビュッフェ方式で地元の 食材を使った料理が並ぶ 温泉はもちろん『モール泉』で はだがツルツルになる美肌の湯だ タオルが脱衣所に置いてあり 何度温泉に入っても新しいタオルが 使えるのは嬉しい心遣いだ そして、この宿のもうひとつの強みは 立地の良さであろう 繁華街

【至福の温泉】住宅街にひっそりと

帯広駅から車で約20分。 大通りから路地に入った所にある 『ひまわり温泉』 入浴料は銭湯並みだが、湯はモール温泉で 琥珀色の湯がしっとりと肌に馴染む。 タオル・アメニティ類は 購入、レンタルできるが地元の客が多いためか 自前のアメニティを持っている人が多い印象。 浴室はサウナ、内風呂、露天風呂など こぢんまりとしているが 一通りすべて揃っている。 食事処もあり、湯上がりに食事を 楽しむのも良いだろう。 私のお気に入りは、瓶のコーヒー牛乳を飲んで マッサージチェアで身体を