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金沢マラソン2022に備えて

金沢マラソン2022が私が初めて走ろうと決めた大会だった。

筆者は、もちろんフルマラソンの経験は皆無。
なんなら10㎞以上走ったことも、人生で1~2回程度の超初心者だ。
おまけに運動らしい運動は、
10年程していない。

その為、4月にエントリーをして、すぐに練習を開始しなければ、完走も危ういのではないかと考えた。

思い立ったらすぐ行動の私は、エントリーしたその日から、ランニングを開始した。
とりあえず、どれくらいのペースで、どのくらい走ればよいのか
など全く分からずにとりあえず走りだしてみた。

走り始めて


何も考えなくただひたすら走り続けた結果、
ほかの記事でも書いたが、
腸脛靭帯炎
になってしまった。

筆者が走り始めた時のペースは
5:40~6:40程度でした。
そこはおそらく、適切なペースだったのではないかと思っている。


問題は距離だ。
走り始めた初日は4㎞程度。
翌日からは6㎞
その一週間後には10㎞と
ここ十年近く運動をしてこなかった人間が、
いきなり距離を伸ばしすぎたのである。

4月(19日~)40㎞
5月 121㎞
6月 61㎞
7月 71㎞
8月 78㎞
9月 62㎞
10月 123㎞(金沢マラソンを含む)

結果、それ以降も痛みが長引き、少しマシになって来たころには真夏になり。
距離が全然踏めないといった結果になってしまった。

また、ランニングフォームを全く意識しておらず、
かなりヒールストライク気味になっていたと思う。
姿勢も猫背、骨盤も後傾している残念な姿勢だったのだ。

なるべくフラットな着地をイメージして練習に取り組む様に途中で切り替えてはみたものの、
やはり、痛くなってしまった物はなかなか、痛く無くならないのが現実だった。

以前の記事にも、少し書いたが、ランニングシューズの他にも、
コンプレッションタイツなるものの購入の検討し、
実際に購入もしました。

今回購入したのは、CW-X ジェネレーターモデル
でした。
腰から下半身すべてをサポートしてくれるとのことで、
今まで、ノーブランドの着圧スパッツ?的なものしか履いたことのなかった筆者はとてもサポート感を感じました。
しかし、色々調べていると、サポートがあると筋力が着かない、
ペースが上がると、膝部分の稼働の邪魔になるなど色々デメリットもあるようだが、
当時の筆者の、レベルにはあまり関係ない話だなと思った。

実際、膝痛の改善に繋がったのかというと、
そこもまた微妙なところがあり、
サポートがあるおかげで、楽は楽なのだが、
変なところが引っ張られる感じがして、違う部分が痛むといったこともあった。
そこで、CW-Xのサポート付きの靴下も使用してみたが、
結果は同じ感じ。

結果、
気にしすぎて、痛み・違和感に過敏に反応しすぎているのではないかという事と、
足ができていない、ランニングフォーム、筋力不足と思う事にした。

しかしながら、痛いものはどうしようもないので、練習強度・頻度を減らし対応する他なかった。

とりあえず、現在の目標は
サブ5での完走
だということを再認識し、
過度なトレーニングより、
安全に走りきることに重点を置いた方が良いという結果に、
自身の中で折り合いをつけることとした。

はじめてのロング走とその感想


とはいえ、ハーフや30㎞走も経験しておきたいということで、
予定を調整しそれぞれ1回ずつ走ることができた。

人生で初めて走ったハーフは
19㎞までは普段の練習で走る距離だった為、前々問題なく走ることができたのだが、残り2Kmに大失速し、ほぼ歩くと同ペースまで落ちるといったことが起こった。
今までの人生で、これ以上走れないといったことをはじめて経験したのでとても驚いた。
また、時期は真夏、8月11日 5:00~
いくら早朝とはいえ
水分・ミネラル・補給食も持参せず参加した筆者は、一緒に走っていた先輩ランナーに助けられた。

距離:21.16 km
タイム:2:11:16
平均ペース:6:12 /km


2ヶ月後10月9日の30㎞走では、
前回とは打って変わって、水分・補給食・塩タブを持参し、
準備万端で参加、20㎞は楽々クリアしたものの、23㎞辺りからペースが落ちだし、
25㎞辺りからの大失速というか、
止まって、歩いて、走るの繰り返し、
完全にボロボロだった。

距離:30.31 km
タイム:3:00:49
平均ペース:5:58 /km


あまりタイムが落ちていないのは止まるたびにGPSウォッチを止めていたからです。

前回のハーフとは違い、ばっちり準備をしてきただけあって、かなりショックだったことを覚えている。
「この状態からあと12㎞か」

ほんとにフルマラソンを完走できるのか不安になってきた。

今までに経験したことのない距離に挑戦するほど、
何か問題にぶち当たる。
それに向けて対策をして本番に挑むのが一番のはわかっているのだが、
30㎞走をしたのが10月頭
金沢マラソンは10月末
筆者は、後1回30㎞以上走る負荷に耐えられる自身がなかった為、ぶっつけ本番になるのだった。

まとめ

膝の痛みは、波があるるが続いており、
ロング走でも、不安な結果を残した。
しかし、これが人生最後のフルマラソンになる可能性を考えると
後悔したくなかった為、出来る範囲で考えられる最善の方法を実践したつもりだ。
本番の為に、1週間前から膝の痛み軽減にも徹して、カーボローディングを行い
当日をも迎えるのだった。

続く


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